私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
瓜二つ(うりふたつ)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
あ、ひよこさん、隣の子は誰だい?
ああ、これは弟だよ。初めてだったかな。
そうだね、それにしても瓜二つだね・・・、あれ!?どっちがひよこさん?
・・・。
・・・。
どっちもひよこさん・・・。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「瓜二つ」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
瓜二つの意味とは?
瓜二つとは、
このような意味があります。
瓜二つの語源
瓜(うり)を二つに割ると、その切り口がそっくりになるということから生まれた言葉ですね。
瓜というとたくさんありますが、
- 胡瓜(きゅうり)
- 西瓜(すいか)
- 南瓜(かぼちゃ)
- 苦瓜(にがうり、ゴーヤ)
といったものがありますが、切り口を見るとその両方とも同じような形になっていますよね。
瓜二つの使い方や例文は?
さて、この瓜二つという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
瓜二つという言葉の使い方は、
- 外見、姿かたちがよく似ている人に使われる。
- 人だけでなく物に対しても使われます。
- また性格や性質、内容や行動など幅広く使われる。
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
瓜二つを使った例文は
- あの親子は前から見ても後ろから見ても瓜二つだなあ。
- あの兄弟は顔は似てないけど、性格は瓜二つなんだよな。
- このカバンと、あのカバンは何が違うんだ?瓜二つなのに値段は倍も違うじゃないか!
このような感じでしょうか。
かなり幅広い範囲で使われるので、同じように感じた物や事柄があれば、結構頻繁に使える言葉だと思います。
瓜二つの類義語は?
さて、この「瓜二つ」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
- 酷似
- 瓜を二つに割ったよう
完全に同じような言葉は難しいですね。
酷似というのは姿かたちだけでなく、物や性格など幅広く使えるので似ていると思います。
あとがき
瓜二つとはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして瓜二つを簡単にまとめますね。
意味姿、形がそっくりな様子。
補足人だけでなく物に対しても使われます。
また性格や性質、内容や行動など幅広く使われる。
あの親子は前から見ても後ろから見ても瓜二つだなあ。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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