面食らうの意味や語源とは？その使い方や例文、類義語は？

私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な

それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。

あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。

そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、

面食らう（めんくらう）

この言葉の意味をご存知でしょうか？

それにしても今日は暑いね。

そうだね、じゃあ今日はひよこさんにジュースをおごってあげるよ。

えっ！？

どうしたんだい、何かおかしいかい？

いや、ケチな君がおごってくれるなんて、面食らって頭が真っ白になったよ。

ひどい言いようだなあ。

「知っていて当たり前だ！」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。

そこで今回は、この「面食らう」という言葉の意味についてまとめました。

また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう！

面食らうの意味とは？

面食らうとは、

このような意味があります。

面食らうの語源

昔から栃（橡）の木になる実をつぶして、お餅や麺にして食べていました。

ただ、この栃の実をつぶした粉がすぐに固くなってしまうため、急いで麺棒で伸ばしていかないといけません。

急いで栃の麺を作っている様子が、慌てふためいているような様子に見えたことから、

トチ麺棒を振るう

このように言われ、これが

このように省略されたという語源があります。

面食らうの使い方や例文は？

さて、この面食らうという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。

面食らうという言葉の使い方は、

こういったシーンで使いたい言葉です。

では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。

面食らうを使った例文は

このような感じでしょうか。

突然予想外のことが起こって、慌ててしまう様子が感じ取られると思います。

面食らうの類義語は？

さて、この「面食らう」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。

• 不意打ちを喰らう
• うろたえる
• 泡を食う

完全に同じ意味ではないですが、似たような場面で使われることがあると思います。

あとがき

面食らうとはどんな意味があるのか。

その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。

さて、まとめとして面食らうを簡単にまとめますね。

突然起こったことに驚いて慌ててしまうこと。

急いで栃の麺を作っている様子が、慌てふためいているような様子に見えたことから。

意中の女性から突然告白されて面食らった

今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。

こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。

普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。

そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。

＞＞「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」まとめ