私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
鬼の目にも涙(おにのめにもなみだ)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
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あの映画感動したね。
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そうだね、さすがに全米が泣いただけあるよ!
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でも、ネコさんだったらあのくらいじゃ泣かないんだろうね~。
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いや、それがネコさんも感動して泣いてたって言ってたよ。
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鬼の目にも涙だね。
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・・・、じゃあ僕はこれで。
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だれが鬼だって?
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「鬼の目にも涙」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
鬼の目にも涙の意味や語源とは?
鬼の目にも涙とは
このような意味があります。
昔から鬼は、残酷で血も涙もないといったような存在として扱われてきました。
そんな鬼でも泣くことがあるということが、このことわざの語源となっているようです。
また、江戸時代の悪代官による年貢の取り立てや、商人の高利貸しが情けをかけて取り立てをゆるめたことに由来すると言われています。
鬼の目にも涙の使い方や例文は?
さて、この鬼の目にも涙という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
鬼の目にも涙という言葉の使い方は、
- 普段から怖い人が弱っている人に情けをかけるとき
- 今では、怖く厳しい人でも感動して涙を流すような時に使われる事が多い。
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
鬼の目にも涙を使った例文は
- 普段勉学に厳しい親父が、僕の大学合格で泣いていた姿はまさに鬼の目にも涙だった。
- 鬼の目にも涙で、悲しいドラマを見て泣いている鬼嫁に笑いそうになったが、それが見つかりやっぱり怒られた。
- あの鬼監督が泣くほど辛い敗戦だったのだろう、鬼の目にも涙だな。
このような感じでしょうか。
今の使われ方は怖い人、立場が上の人(上司や先生など)が、泣いている姿を見て言うことが多くなっていますね。
鬼の目にも涙の類義語は?
さて、この「鬼の目にも涙」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
- 鬼の中にも仏がいる
- 鬼も頼めば人食わず
こういった言葉があるようですね。
でもやはり使い勝手のいいのは、鬼の目にも涙でしょうね。
あとがき
鬼の目にも涙とはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして鬼の目にも涙を簡単にまとめますね。
意味普段怖くて、思いやりがないような人でも、ときには情けをかけたり涙したりすること。
補足江戸時代の悪代官による年貢の取り立てや、商人の高利貸しが情けをかけて取り立てをゆるめたことに由来
使い方・例文普段勉学に厳しい親父が、僕の大学合格で泣いていた姿はまさに鬼の目にも涙だった。
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今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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