釈迦に説法の意味や語源とは？その使い方や例文、類義語は？

私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な

それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。

あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。

そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、

釈迦に説法(しゃかにせっぽう)

この言葉の意味をご存知でしょうか？

釈迦に説法かもしれないけど、ひよこさん、この字はもうちょっとしっかり書いた方がいいんじゃない？

書道で段持ちの僕によく言ったものだと思うけど、確かにここは良くないかもね。でも、どうしてわかったんだい？

実は、君の書いた字を拝借して書道教室に持っていったら、そこ注意されて。

君の習いに行ってる書道教室っていったい…。

「知っていて当たり前だ！」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。

そこで今回は、この「釈迦に説法」という言葉の意味についてまとめました。

また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう！

釈迦に説法の意味とは？

釈迦に説法とは、

このような意味があります。

説法とは、仏教の教えを説いて聞かせることを意味していますね。

釈迦に説法の語源

心理に目覚め、仏教の教えを広めたお釈迦様に対して仏教の教えを説くことは、とても愚かしいことだという事からきています。

釈迦に説法の使い方や例文は？

さて、この釈迦に説法という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。

釈迦に説法という言葉の使い方は、

こういったシーンで使いたい言葉です。

では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。

釈迦に説法を使った例文は

• プロの野球選手には釈迦に説法かもしれませんが、もう少し食生活も考えた方がよろしいのではないでしょうか。
• 医者に風邪の治し方を教えるなんて釈迦に説法だ。
• ネットのやり取りでは、知らず知らずに釈迦に説法になっていることも多い。

このような感じでしょうか。

専門家相手に素人が指摘していて、それに気づかされた時はちょっと恥ずかしいですね。

釈迦に説法の類義語は？

さて、この「釈迦に説法」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。

釈迦に経
猿に木登り
河童に水練

このような言葉が挙げられますが、他にもいくつか類義語があるようです。

あとがき

釈迦に説法とはどんな意味があるのか。

その語源や使い方、例文や類義語などを見てきましたがいかがでしたか。

さて、まとめとして釈迦に説法を簡単にまとめますね。

自分よりもよく知っている専門家などに対して、自分の方が詳しいような顔をして教えることの愚かさのたとえ

釈迦に経
猿に木登り
河童に水練

プロの野球選手には釈迦に説法かもしれませんが、もう少し食生活も考えた方がよろしいのではないでしょうか。

今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。

こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。

普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。

そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。

＞＞「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」まとめ