私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
水入らず(みずいらず)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
お父さんとお母さんはいつも一緒に遊んでくれるけど、この前夫婦水入らずで旅行に行ったんだよ。
へえ、たまにはいいんじゃない。
でも、初日から大雨で全然楽しくなかったんだって。
せっかくの水入らずなのに…、水を差された感じだね。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「水入らず」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
水入らずの意味や語源とは?
水入らずとは、
このような意味があります。
水と油が混ざらない様子を思い浮かべるとわかりやすいですが、性質が違うので混ざりません。
これを人間関係にも置き換えて、身内同士のほうがしっくりとくることから「水入らず」というように言われます。
つまりここでいう「水」は「他人」を指しています。
身内のものや親しいものは「油」に当たります。
ほかにも相撲用語やお酒に関することなど、いくつか説があります。
水入らずの使い方や例文は?
さて、この水入らずという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
水入らずという言葉の使い方は、
- 「夫婦水入らず」「親子水入らず」といった使い方をする。
- 親しい者同士でいる状態
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
水入らずを使った例文は
- たまには夫婦水入らずで旅行をしたい。
- 親子水入らずで、ゆったりとした休日を過ごした。
- 家族水入らずだと、余計な気苦労がなくて楽だ。
このような感じでしょうか。
親しい者たちだけで過ごしている様子が分かりますね。
あとがき
水入らずとはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして水入らずを簡単にまとめますね。
意味親しい身内の人だけで、他人が混じっていないこと
使い方・例文たまには夫婦水入らずで旅行をしたい。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
関連ページ