私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
図星(ずぼし)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
ひよこさんは、クラスの中で誰が好きなの?
いや、今はそんな子いないよ。そういううさぎさんは誰なの?
僕もいないよ、ひよこさんと一緒さ。
嘘言っちゃいけないよ。君が好きなのはネコさんだろ?
・・・・・、いやいや、そんなことないって!
図星のようだね。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「図星」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
図星の漢字や意味とは?
図星とは、
このような意味があります。
一般的にはこのような意味ですが、他にも、
このような意味もあります。
図星の語源
図星の語源は、弓道にあります。
私たちがイメージするる弓道の的は、3重丸の的で「霞的」と呼ばれます。
そしてもう一つ、真ん中に一つだけ黒丸が描かれた「星的」というものがあり、その真ん中の黒丸のことを「図星」と呼びました。
この図星を狙って弓を引き、そして的中させるということから、
このように言われるようになりました。
図星の使い方や例文は?
さて、この図星という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
図星という言葉の使い方は、
- 考えを見抜かれる。
- 作戦がバレる
- ズバリ言い当てられる
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
図星を使った例文は
- 君の作戦は左から攻めると見せかけたトリックだね、図星だろう?
- 図星を指されて彼は恥ずかしさから赤面した。
- 彼女は僕の考えがわかるかの如く、図星をどんどん突いてくる
このような感じでしょうか。
図星を指す、指される場合は「指す」で、「刺す」という漢字では表現されませんね。
図星の類義語は?
さて、この「図星」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
- 正鵠を射る
- 的を射る
完全に同じ意味ではありませんが、似たような場面で使われることが多いと思います。
あとがき
図星とはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして図星を簡単にまとめますね。
意味自分の考えを相手に言い当てられること
補足図星の語源は、弓道からきている。
使い方・例文君の作戦は左から攻めると見せかけたトリックだね、図星だろう?
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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