その他の言葉

差し金の意味や語源とは?その使い方や例文、類義語は?

2018年7月13日

差し金

私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な

「四字熟語」や「ことわざ」、「慣用句」

それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。

あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。

そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、

差し金(さしがね)

この言葉の意味をご存知でしょうか?

 

ネコさんの大切なノート無くしちゃったよ、どうしよう・・・。ヒヨコさんごめん、さきに謝ってきてよ、おねがい!

 

仕方ないなあ、きみも後でしっかり謝っておきなよ。

 

あれ、ひよこさん。うさぎさんの差し金だろ!?まったく・・・。直接謝りに来いって言っておいて

 

うう、なんで僕がこんな事しなきゃならないんだ…。

「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。

そこで今回は、この「差し金」という言葉の意味についてまとめました。

また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!

スポンサードリンク

差し金の意味とは?

差し金とは

影で人を指図して、自分が思うようにことを進めること

このような意味があります。

 

差し金の語源

差し金の語源は人形浄瑠璃や歌舞伎からきています。

人形浄瑠璃で使う人形を操るために、腕に長い棒がついており、それを「さしがね」と言います。

また歌舞伎では、鳥の羽根など針金の棒を付けて操りますが、そこについている棒を「さしがね」と呼びます。

どちらのさしがねも観客からは見えないようになっており、そこから操っています。

ですのでそのような状態のことを指して「差し金」と呼び、影で人を操っている、指図している人というような意味となりました。

スポンサードリンク

差し金の使い方や例文は?

さて、この差し金という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。

差し金という言葉の使い方は、

  • 「~の差し金だ」といった使い方をするときが多い。

こういったシーンで使いたい言葉です。

では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。

 

差し金を使った例文は

  • そんなことを彼が言うはずがない!いったい誰の差し金だ!
  • 僕にケンカを売りに来るなんて、これはあいつの差し金にちがいない。
  • こんな差し金をよこすなんて、自分で面と向かって会いに来い。

このような感じでしょうか。

差し金の言葉の前には、誰かが隠れて裏で操っている、誰かの指図で動いているという言葉の意味が含まれています。

スポンサードリンク

差し金の類義語は?

さて、この「差し金」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。

指図
命令

完全に同じ意味ではないですが、似たような場面で使われることがあると思います。

 

あとがき

差し金とはどんな意味があるのか。

その語源や使い方、例文や類義語などを見てきましたがいかがでしたか。

さて、まとめとして差し金を簡単にまとめますね。

意味

影で人を指図して、自分が思うようにことを進めること

類義語や補足

指図
命令

使い方・例文

そんなことを彼が言うはずがない!いったい誰の差し金だ!

 

今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。

 

こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。

普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。

そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。

関連ページ

>>「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」まとめ

 

スポンサードリンク
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

utuyo

utsuyoのハテナノート管理人です。 このサイトでは日常のさまざまな「ハテナ」な出来事について、みなさんにわかりやすくまとめています。いろんなサイトで調べてもわからなかったことが、ここを見るだけで分かるような便利なサイトを目指して作成していますので、どうか最後までご覧ください。

-その他の言葉
-

Copyright© utuyoのハテナノート , 2024 All Rights Reserved.