私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
ケチ
この言葉の意味をご存知でしょうか?
ひよこさん、ちょっとそのボール貸してくれない?
嫌だよ。
ちょっとぐらい貸してくれてもいいじゃないか!ケチな奴だな
キミ、いったい僕のボールを何個なくせば気が済むんだい!
すいません・・・。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「ケチ」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
ケチの意味や語源とは?
ケチとは、
- 自分のお金や物を出すことにひどく抵抗がある人。
- また、自分のお金や物を出さない人
- 心の狭い
このような意味があります。
もともと「ケチ」は「怪事(けじ)」という言葉が語源となっています。
この怪事とは、
などといった意味で、これが訛って「ケチ」と呼ばれるようになったそうなんですね。
これが次第に
- 粗末で弱々しい
- 卑しい
といった意味となり、今のような意味で使われるようになったそうです。
ケチの使い方や例文は?
さて、このケチという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
ケチという言葉の使い方は、
- 金銭や物を出し惜しむようなとき、人に対して使われる
- くだらない物事に対しても使われる。「ケチな商売」「ケチな役者」
- 「ケチがつく」「ケチをつける」といったように、不吉なことが起こったり難癖をつけたりするときにも使われる。
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
ケチを使った例文は
- ボールなんかちょっとぐらい貸してくれても減るものじゃないのに、ケチな奴だ。
- こんなあくどいやり方でお金を稼ぐなんて、ケチな商売だ。
- サッカーの試合中、このゴールは無効だとケチをつけだした。
このような感じでしょうか。
ケチという言葉にもいろんな使い方や意味があって面白いですね。
ケチの類義語は?
さて、この「ケチ」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
守銭奴(しゅせんど)
せこい
みみっちい
完全に同じ意味ではないですが、お金や物を出さない人に対してはこういった言葉が使われることが多いですね。
あとがき
ケチとはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとしてケチを簡単にまとめますね。
意味自分のお金や物を出すことにひどく抵抗がある人。
また、自分のお金や物を出さない人
心の狭い
守銭奴(しゅせんど)
せこい
みみっちい
ボールなんかちょっとぐらい貸してくれても減るものじゃないのに、ケチな奴だ。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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