私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
鳴り物入り(なりものいり)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
このピッチャー、甲子園ですごい活躍してこのチームに入ったから期待してるんだよ。
鳴り物入りで入団してきたみたいだね。
ああ、また打たれた!全然ダメじゃないか!
やっぱり、みんな騒ぎすぎるとプレッシャーになるのかねえ。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「鳴り物入り」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文、読み方などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
鳴り物入りの意味とは?
鳴り物入りとは、
- 派手におおげさに騒ぎ、宣伝などが行われること。
- 舞踊や演劇で、鳴り物を入れてにぎやかにすること。
このような意味があります。
鳴り物入りの語源
鳴り物入りの語源には、歌舞伎や上方落語で笛や太鼓などの鳴り物をいれながら、派手に盛り上げたり登場することが由来しています。
つまり、鳴り物で賑やかに盛り上げることで、景気づけや宣伝の意味があったのですね。
鳴り物入りの使い方や例文は?
さて、この鳴り物入りという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
鳴り物入りという言葉の使い方は、
- 「鳴り物入りで~」「鳴り物入りの~」といった使い方が多い。
- 「鳴り物入りで入団する」など、スポーツ選手に使われることも多いです。
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
鳴り物入りを使った例文は
- 甲子園で活躍し鳴り物入りで入団した彼は、あまり結果を出せなかった。
- この会社に鳴り物入りで迎えられた彼女の今後が楽しみだ。
- 当時、鳴り物入りで公開した映画だが、初回動員数が少なすぎて1週間で上映の中止が決まった。
このような感じでしょうか。
あとがき
鳴り物入りとはどんな意味があるのか。
その語源や使い方、例文や類義語などを見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして鳴り物入りを簡単にまとめますね。
意味派手におおげさに騒ぎ、宣伝などが行われること。
舞踊や演劇で、鳴り物を入れてにぎやかにすること。
甲子園で活躍し鳴り物入りで入団した彼は、あまり結果を出せなかった。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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