私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
たかをくくる
この言葉の意味をご存知でしょうか?
今日の対戦相手は1組だね。
そうだね、去年は2組の勝ちだったから今年も楽勝だよ。
うさぎさん、そんなたかをくくっていたら足元すくわれちゃうよ。
大丈夫だって!こっちには助っ人もいるんだから。
今日はその助っ人と、エースの犬さんが休みみたいだよ。
うっ、さすがにやばいかも・・・。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「たかをくくる」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
たかをくくるの漢字や意味とは?
たかをくくるとは、
このような意味があります。
たかをくくるの語源
たかをくくるの「たか」とは、漢字で「高」と書きます。
この「高」は「売上高」や「残高」などに使われている意味と同じで、物の数量や金額の合計などを指していますね。
また「くくる」とは「括る」と書き、「まとめる」といった意味があります。
なんていう言葉で表現することもありますよね。
ですので、この二つを合わせて、
だいたいまとめるとこのくらいだろう。
といったように、「見積もること」が本来の意味だったのですね。
でもこの言葉には、
「だいたいこのくらいだろう」というように、適当に甘く見積もるといった意味が含まれています。
だから、ちょっといい加減な部分が含まれていることが強く出て、
この程度のことだろう
といったような意味になっているのですね。
たかをくくるの使い方や例文は?
さて、このたかをくくるという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
たかをくくるという言葉の使い方は、
- この程度だろう
- 軽く相手を見るかんじ
- 侮ったとき
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
たかをくくるを使った例文は
- どうせ相手チームはこの程度の実力だろうと、たかをくくったのが間違いだった。
- たかをくくって失敗しないよう、十分に注意しないといけない。
- この時間に出れば間に合うとたかをくくっていたが、やはりきちっと調べてから出ればよかった。
このような感じでしょうか。
いろんなことに対して使うことができるので、幅は広いですね。
あとがき
たかをくくるとはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとしてたかをくくるを簡単にまとめますね。
意味相手や物など、どうせ大したことはないと軽く見ること
補足漢字で書くと「高を括る」
使い方・例文どうせ相手チームはこの程度の実力だろうと、たかをくくったのが間違いだった。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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