私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
捨て台詞(すてぜりふ)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
公園にヘビがいて近づけないよ。
そんなバカな、うわ!ほんとにいてるよ。
どうしよう、もう別の所に行こうか。
あんなの全然怖くないし!でも、今日はちょっとお腹痛いだけだからもう家に帰ろうかな。
きみの捨て台詞は典型的で、微笑ましくすらあるよ…。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「捨て台詞」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
捨て台詞の意味とは?
捨て台詞とは
このような意味があります。
捨て台詞の語源
もともとは歌舞伎の世界に語源があって、初めは役者が登場や退場をするときに、台本にないセリフを適当に行ったりしていたことが始まりです。
最初は「さようなら」「ごゆるりと」などと言ったような言葉だったものが、今では相手に対して去り際に言う怒りや脅しの言葉を「捨て台詞」というようになりました。
捨て台詞の使い方や例文は?
さて、この捨て台詞という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
捨て台詞という言葉の使い方は、
- 「捨て台詞を吐く」「捨て台詞を残す」と言った使い方がよくされます。
- 基本的には相手には返答を求めていません。
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
捨て台詞を使った例文は
- 負け惜しみなのか、彼は捨て台詞を吐いてその場から去った。
- ナンパがうまくいかなくて「おまえなんか全然可愛くないし!」といった捨て台詞を残してどこかに行った。
- 喧嘩に負けた彼は「覚えてやがれ」という、安い捨て台詞を残して逃げていった。
このような感じでしょうか。
例文のように、自分では気づかずに捨て台詞とか残していることもあるかもしれませんね。
あとがき
捨て台詞とはどんな意味があるのか。
その語源や使い方、例文などを見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして捨て台詞を簡単にまとめますね。
意味立ち去る間際に、一方的に相手に対して脅しや怒りの言葉を言うセリフ
使い方・例文負け惜しみなのか、彼は捨て台詞を吐いてその場から去った。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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