私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
ざっくばらん
この言葉の意味をご存知でしょうか?
今日は試合負けちゃったね。
そうだね、あれが無かったらね・・・。
何だい?別に怒らないから、ざっくばらんに話してみてよ
ひよこさんが急にお腹壊して止まっちゃったからね。
・・・言っちゃった!
・・・、申し訳ありません・・・。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「ざっくばらん」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
ざっくばらんの意味や漢字とは?
ざっくばらんとは、
このような意味があります。
ざっくばらんにはあてられる漢字はありません。
平仮名で「ざっくばらん」と書くのが一般的ですね。
ざっくばらんの語源
ざっくばらんの語源は江戸時代にあります。
脂で固めた髪がパラパラに乱れる様子を、
このように言いました。
「ざっく」は「ざっくり」と似た同じ仲間の言葉です。
「ぱらり」は、
- 長い髪の毛がパラリと顔にかかる。
- パラっとエサを撒く
と言ったような、物をまとめて投げる様子を表していて似たような同じ仲間の言葉です。
これが次第に心を割って話したり行動することを「ざっくばらん」というようになったと考えられています。
「ざっくばらん」の省略したと思われる「ざっくばら」や「ざっくばれん」という語も見られたようです。
ざっくばらんの使い方や例文は?
さて、このざっくばらんという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
ざっくばらんという言葉の使い方は、
- 「ざっくばらんに話す」「ざっくばらんな~」といった使い方が多い。
- 遠慮なく心に思ったことを話す。
- もったいぶらない。
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
ざっくばらんを使った例文は
- 彼女はざっくばらんな性格なので、同性から絶大な人気を誇っている。
- ざっくばらんな意見を求められたので答えると、なぜか怒られた。
- お互い遠慮しても仕方ないので、ざっくばらんに行動しよう。
このような感じでしょうか。
自分のやりたいことを自由に行動したり、包み隠さず話をしたりする様子が感じられるかと思います。
ざっくばらんの類義語は?
さて、この「ざっくばらん」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
- 明け透け(あけすけ)
- ぶっちゃけ
- ストレートな
完全に同じというわけではないですが、似たような場面で使われることもあると思います。
あとがき
ざっくばらんとはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとしてざっくばらんを簡単にまとめますね。
意味遠慮をしない様子、あけすけとしたさま、包み隠さない
類義語明け透け(あけすけ)
ぶっちゃけ
ストレートな
彼女はざっくばらんな性格なので、同性から絶大な人気を誇っている。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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