私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
切り札
この言葉の意味をご存知でしょうか?
やばいよひよこさん、このままだと負けちゃうよ!
そうだね・・・、仕方ない。切り札を出すしかないね。
切り札ってまさか・・・、あれをするのかい、ひよこさん?
そうだよ、うさぎさん。準備はイイね、いくよ!
せーのっ! 逃げろー!
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「切り札」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文、その語源などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
切り札の語源や漢字、意味とは?
切り札とは、
このような意味があります。
普段の生活の中でもよく耳にする言葉ですが、この言葉の語源にはトランプでの手札が元となっています。
特定のトランプのゲームでは、ゲームの中で最も強いカードを「切り札」と言います。
この切り札の使いどころがゲームの勝敗を左右するわけですが、この語源から他のところでも使われるようになりました。
切り札の使い方や例文は?
さて、この切り札という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
切り札という言葉の使い方は、
- ここぞという場面のとっておき
- 勝負を決めるときに使う
- 逆転を狙うとき
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
切り札を使った例文は
- 監督は一打逆転の場面で代打の切り札を使い、みごとな采配を見せた。
- お互いに切り札を持っていたので、牽制の仕合となってしまった。
- そんな切り札を持っていたならもっと早くに出してくれ!
このような感じでしょうか。
例文からも、非常に強いとっておきがある事が感じられると思います。
切り札の類義語は?
さて、この「切り札」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
- 奥の手
- 伝家の宝刀
- とっておき
完全に同じ意味というわけではありませんが、他には負けない強い方法や手段のことを表している言葉ですね。
あとがき
切り札とはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして切り札を簡単にまとめますね。
意味ここという場面で使う、最高の人や物、方法のこと。
補足語源はトランプでの手札
使い方・例文監督は一打逆転の場面で代打の切り札を使い、みごとな采配を見せた。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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