私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
たまげる
この言葉の意味をご存知でしょうか?
今日はテストが返ってくる日だけど、まあどうせ全然だめだよ。
そうなのかい?僕は結構自信あるんだよ。
あー次はぼくの番だ、・・・、うおぉ!
どうしたんだい、うさぎさん。
まさか、この僕が95点だなんて、あー、たまげた!
うそでしょ?まさかうさぎさんに負けるときが来るなんて・・・。僕もたまげたよ。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「たまげる」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
たまげるの漢字や意味とは?
たまげるとは、
という意味があります。
では、どうして「たまげる」がこんな意味になったのか、それには深い語源がありました。
たまげるの語源
たまげるの漢字は
このような感じとなっています。
「魂(たま)」は「たましい」「人魂(ひとだま)」「御魂(みたま)」などのいい方があります。
そして「消える」の漢字に繋がっていますが、本来は「魂切る(たまぎる)」というように表されており、「おびえる」という意味がありました。
これが次第に「驚く」という意味になり、たまげると言われるようになったとされています。
魂が消えるほど驚くという語源だったようですが、今ではそこまで驚くような感じではないですね。
どちらかというと、少し冗談も混じったような言い方があるのではないでしょうか。
たまげるの使い方や例文は?
さて、このたまげるという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
たまげるという言葉の使い方は、
思わぬことが起きてびっくりしたとき
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
たまげるを使った例文は
- 運転中に急に飛び出してきた子供にたまげて、急ブレーキをかけた
- 彼女がまさかあんな男と結婚するなんてたまげた。
- 競馬でまさか過去最高額を的中させることができるなんて、本当にたまげた。
このような感じでしょうか。
思いもよらないことが起こってびっくりしたとき、驚いた時に使われる言葉ですね。
たまげるの類義語は?
さて、この「たまげる」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
- 肝をつぶす
- 腰を抜かす
- 面を食らう
これらは「たまげる」と同じくビックリしたときに使われることが多いですね。
あとがき
たまげるとはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとしてたまげるを簡単にまとめますね。
意味びっくりする
補足たまげるの漢字は「魂消る」
使い方・例文運転中に急に飛び出してきた子供にたまげて、急ブレーキをかけた
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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