私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
無鉄砲(むてっぽう)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
ここはもう攻めるしかないよ。
いやいや、何も考えてないでしょ?無鉄砲に攻めても意味ないって。
今は勢いが大切なんだって!突撃だー!
ああ、やっぱり全然ダメだった…。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「無鉄砲」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
無鉄砲の意味とは?
無鉄砲とは
このような意味があります。
無鉄砲の語源
中国の漢文を読むときに返り点や送り仮名を付けるのですが、それがないと意味が分からなくなります。
そこから「無点法(むてんほう)」と呼ばれました。
またこの無点法は「手に何もないこと」を意味していて手段が何もないという意味になります。
こういった事から、後先考えず無茶な行動をすることを無鉄砲というようになりました。
他にも「手法がない」つまり手段や方法がないという事から「無手法」⇒「無鉄砲」というようになった説もあります。
無鉄砲の使い方や例文は?
さて、この無鉄砲という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
無鉄砲という言葉の使い方は、
- 「無鉄砲な」「無鉄砲に」「無鉄砲だ」といった使い方がされます
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
無鉄砲を使った例文は
- 彼は無鉄砲なところがあるから注意した方がいい。
- 無鉄砲に攻めるだけじゃ相手の思うつぼだ。
- 彼の無鉄砲な性格が今はいいように結果が出ている。
このような感じでしょうか。
無鉄砲の類義語は?
さて、この「無鉄砲」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
がむしゃら
向こう見ず
完全に同じ意味ではないかもしれませんが、似たような場面で使われることがあると思います。
あとがき
無鉄砲とはどんな意味があるのか。
その語源や使い方、例文や類義語などを見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして無鉄砲を簡単にまとめますね。
意味後先考えず一気に物事をやってしまう事。
類義語や補足がむしゃら
向こう見ず
彼は無鉄砲なところがあるから注意した方がいい。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
関連ページ