私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
一心不乱(いっしんふらん)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
このにんじんは美味しいよ、すごいなあ。
あっちにはカレーとかお肉もあるよ。
このにんじんはどこで売ってるんだろう、すごいおいしいなあ。
あ、美味しそうなケーキが出てきたよ。
なんて甘いニンジンなんだ!
一心不乱だねえ。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「一心不乱」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
一心不乱の漢字や意味とは?
一心不乱とは、
このような意味があります。
それぞれ分けて考えると
一心:一つの心、心ひとつにして集中する。
不乱:乱れることがない
このような意味となります。
合わせることで、集中して物事を行う様子がわかりますね。
一心不乱の語源
一心不乱は釈尊「阿弥陀経」で、元は仏教用語から来ている言葉とされています。
念仏の語録に
とあるように、心を散乱させることなく念仏することを指しています。
一心不乱の使い方や例文は?
さて、この一心不乱という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
一心不乱という言葉の使い方は、
- 集中している様子
- 他には目もくれず、一つのことに没頭している
- 周りでどんなことが起きても動じない
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
一心不乱を使った例文は
- 周りが騒がしかったが、彼は一心不乱に勉強に励んでいた。
- よほど面白い本なのか、2時間以上も一心不乱に読みふけっている。
このような感じでしょうか。
まわりに左右されず集中している様子が目に浮かびますね。
一心不乱の類義語は?
さて、この「一心不乱」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もあります。
一意専心(いちいせんしん)
他に心をうばわれず、ひたすら1つに心を集中すること。
わき見せず心をそのことだけに用いること。
あとがき
一心不乱とはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして一心不乱を簡単にまとめますね。
意味1つのことに集中して、他のことに心を奪われないこと。
類義語一意専心(いちいせんしん)
使い方・例文周りが騒がしかったが、彼は一心不乱に勉強に励んでいた。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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