四字熟語

一心不乱の意味や語源とは?その使い方や例文、類義語は?

2017年8月22日

一心不乱

私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な

「四字熟語」や「ことわざ」、「慣用句」

それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。

あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。

そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、

一心不乱(いっしんふらん)

この言葉の意味をご存知でしょうか?

 

このにんじんは美味しいよ、すごいなあ。

 

あっちにはカレーとかお肉もあるよ。

 

このにんじんはどこで売ってるんだろう、すごいおいしいなあ。

 

あ、美味しそうなケーキが出てきたよ。

 

なんて甘いニンジンなんだ!

 

一心不乱だねえ。

「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。

そこで今回は、この「一心不乱」という言葉の意味についてまとめました。

また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!

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一心不乱の漢字や意味とは?

一心不乱とは、

1つのことに集中して、他のことに心を奪われないこと。

このような意味があります。

それぞれ分けて考えると

一心:一つの心、心ひとつにして集中する。
不乱:乱れることがない

 

このような意味となります。

合わせることで、集中して物事を行う様子がわかりますね。

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一心不乱の語源

一心不乱は釈尊「阿弥陀経」で、元は仏教用語から来ている言葉とされています。

念仏の語録に

「我体を捨て南無弥陀仏と一体なるを一心不乱というなり」

とあるように、心を散乱させることなく念仏することを指しています。

 

一心不乱の使い方や例文は?

さて、この一心不乱という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。

一心不乱という言葉の使い方は、

  • 集中している様子
  • 他には目もくれず、一つのことに没頭している
  • 周りでどんなことが起きても動じない

こういったシーンで使いたい言葉です。

では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。

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一心不乱を使った例文は

  • 周りが騒がしかったが、彼は一心不乱に勉強に励んでいた。
  • よほど面白い本なのか、2時間以上も一心不乱に読みふけっている。

 

このような感じでしょうか。

まわりに左右されず集中している様子が目に浮かびますね。

 

一心不乱の類義語は?

さて、この「一心不乱」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もあります。

一意専心(いちいせんしん)

他に心をうばわれず、ひたすら1つに心を集中すること。
わき見せず心をそのことだけに用いること。

 

あとがき

一心不乱とはどんな意味があるのか。

その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。

さて、まとめとして一心不乱を簡単にまとめますね。

意味

1つのことに集中して、他のことに心を奪われないこと。

類義語

一意専心(いちいせんしん)

使い方・例文

周りが騒がしかったが、彼は一心不乱に勉強に励んでいた。

 

今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。

 

こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。

普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。

そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。

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