私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
一喜一憂(いっきいちゆう)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
やったよ、ひよこさん、見てみてちょっとだけ身長が伸びたよ。
おお、やったね。
体重がめっちゃ増えたなあ・・・、やせないとなぁ・・・。
体重が5㎏も増えているね。
でもでも、どうだい、なぜか視力が上がったよ!
いろいろ忙しいなぁ、一喜一憂しすぎだよ。
あ~、座高がめっちゃ伸びてる~。
君のことがちょっとうらやましいよ・・・。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「一喜一憂」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
一喜一憂の漢字や意味とは?
一喜一憂とは、
このような意味があります。
それぞれの漢字で分けて考えると
一喜:喜ぶこと
一憂:心配すること
これが合わさってできた言葉ですが、少しの出来事で喜んだり心配したりするため、落ち着きがない様子も含まれていますね。
一喜一憂の使い方や例文は?
さて、この一喜一憂という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
一喜一憂という言葉の使い方は、
ちょっとしたことで感情が振り回される、落ち着かない様子。
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
一喜一憂を使った例文は
- 野球の試合で点が入ったり取られたりするたびに一喜一憂した。
- 株価の乱高下に一喜一憂しているが、もっと全体を見るべきだ。
- 彼女からの連絡に一喜一憂し、いいように振り回されていた。
このような感じでしょうか。
1つのささいな出来事でも、嬉しくなったり悲しくなったりする様子がうかがえますね。
一喜一憂は悪い意味で使われることも多いですが、いい意味で使われるときもあります。
一喜一憂の類義語は?
さて、この「一喜一憂」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
- 一進一退(いっしんいったい)
- 一憂一喜(いちゆういっき)
一進一退は感情ではなく状況について表していますが、よくなったり悪くなったりその場の状況が拮抗している様子を表しています。
あとがき
一喜一憂とはどんな意味があるのか。
その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして一喜一憂を簡単にまとめますね。
意味少しの出来事のたびに喜んだり落ち込んだりとする様子
補足一喜一憂は悪い意味で使われることも多いですが、いい意味で使われるときもあります。
使い方・例文野球の試合で点が入ったり取られたりするたびに一喜一憂した。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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