私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
花鳥風月(かちょうふうげつ)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
もう桜も散って、だんだん暑くなってくるころだねえ。
そうだね。立夏が過ぎたからもう暦の上では夏なんだよ。
田植えも始まってるし、いろんな草木も生い茂ってきて季節の変わり目を感じるよ。
日本はこういった花鳥風月をたくさん楽しめるからいいよね。
そうだねえ。夏はスイカとかそうめんがおいしいから楽しみだよ。
そっちかい・・・。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「花鳥風月」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
花鳥風月の意味とは?
花鳥風月とは
- 花・鳥・風・月に代表される美しい景色のこと
- また、自然の風物を題材にして、絵や詩歌などを作ったりするなど味わいある楽しみをすること
このような意味があります。
花鳥風月の使い方や例文は?
さて、この花鳥風月という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
花鳥風月という言葉の使い方は、
- 風流の意味合いが近い
- 「花鳥風月を楽しむ」「花鳥風月をめでる」などの使い方をする
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
花鳥風月を使った例文は
- 春の花の美しさや芽吹きを見て、花鳥風月をめでる。
- 花鳥風月を楽しむと、いつも心が落ち着く
- 日本の四季は非常に多くの花鳥風月を体感することができる
このような感じでしょうか。
花鳥風月という四字熟語は日本で生まれたようで、四季折々の美しい自然から人々は楽しみや安らぎを感じ、この言葉が生まれたようです。
花鳥風月の類義語は?
さて、この「花鳥風月」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
春花秋月(しゅんかしゅうげつ)
風流韻事(ふうりゅういんじ)
花鳥月露(かちょうげつろ)
このあたりが同じ意味になるでしょうか。
あとがき
花鳥風月とはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして花鳥風月を簡単にまとめますね。
意味花・鳥・風・月に代表される美しい景色のこと
また、自然の風物を題材にして、絵や詩歌などを作ったりするなど味わいある楽しみをすること
春花秋月(しゅんかしゅうげつ)
風流韻事(ふうりゅういんじ)
花鳥月露(かちょうげつろ)
春の花の美しさや芽吹きを見て、花鳥風月をめでる。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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