私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
玉石混淆(ぎょくせきこんこう)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
今日はこのゲームで10連ガチャをやってみるよ。
それは楽しみだね、お、これはいいねえ!
あー、何だよこれ!しょぼいなー。
あ、こっちはまだいいじゃないか。いや~、玉石混淆だねえ。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「玉石混淆」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
玉石混淆の意味や語源とは?
玉石混淆とは、
このような意味があります。
玉石混淆をそれぞれ分けてみてみると
玉石:宝石や石
混淆:入り混じる
このような意味になり
玉:賢者
石:愚者
という意味もあります。
玉石混交と書くこともあります。
「玉石混合」や「玉石混同」とはなりません。
もともとは『抱朴子・尚博』に語源があり、
真意眞僞倒し、玉石混淆す(本物と偽者を取り違え、玉と石を混ぜてしまう)
この言葉からきていると考えられています。
玉石混淆の使い方や例文は?
さて、この玉石混淆という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
玉石混淆という言葉の使い方は、
- 「玉石混淆だ」「玉石混淆な~」といった使い方がされます。
- 良いものも悪いものもごちゃまぜといった感じですね。
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
玉石混淆を使った例文は
- 今年のコンクールは玉石混淆だな。
- 玉石混淆な寄せ集めチームなのに、意外とバランスが取れている。
- 彼が作った料理は玉石混淆で、褒めていいのか指摘していいのかわからない。
このような感じでしょうか。
いいもの、悪いものと、いろいろ合わさっている感じがありますね。
玉石混淆の類義語は?
さて、この「玉石混淆」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
多種多様
魚目珠に混ず
千差万別
完全に同じ意味ではないですが、似たような場面で使われることがあると思います。
あとがき
玉石混淆とはどんな意味があるのか。
その語源や使い方、例文や類義語などを見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして玉石混淆を簡単にまとめますね。
意味宝石と石が一緒に入り混じることで、良いものと悪いもののが入り混じり区別がつかないことのたとえ
類義語や補足多種多様
魚目珠に混ず
千差万別
今年のコンクールは玉石混淆だな。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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