私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
一攫千金(いっかくせんきん)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
一攫千金は男のロマンだよ!ここはドンドン行くところだって!
いやいや、地道にやらないとまた最初に戻されるよ。
何してるの?人生ゲーム?
うさぎさんは一攫千金狙いで一度どん底を味わったのに、まだ夢見て同じことやろうとしてるんだ。
う~ん、なんだか将来のうさぎさんを見ているようだ・・・。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「一攫千金」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
一攫千金の漢字や意味とは?
一攫千金とは、
このような意味があります。
それぞれで分けて見てみると
一攫:ひとつかみ
千金:大金
このようになっています。
「攫」が手でつかみ取ることを意味し、「千」がたくさんの数を表しています。
この一攫千金の「攫」ですが「獲」と書いてしまいそうですが、正確に言うと間違いなようです。
でも、通常書く時はなかなかこの漢字が出てこない時もあると思うので、一獲千金を用いることもあるようですね。
テストなどではしっかりと「一攫千金」と書きたいところです。
一攫千金の使い方や例文は?
さて、この一攫千金という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
一攫千金という言葉の使い方は、
- 楽して大きく儲けたい
- 宝くじなどを買うとき
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
一攫千金を使った例文は
- 一攫千金を夢見て、ボーナス全部使って宝くじを買った。
- この株を買っていたら一攫千金だったのにと、いつも後で悔しがっている。
- 一攫千金なんかそうそう無理だから、地道に仕事しなさい。
このような感じでしょうか。
楽して大金を手に入れようとする姿が浮かぶと思います。
でも、そんな簡単にお金が入ってきたら苦労しませんね。
一攫千金の類義語は?
さて、この「一攫千金」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
- 一攫万金
- 濡れ手で粟
どちらも少ない労力で、大きな見返りがあったときに使われる言葉です。
あとがき
一攫千金とはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして一攫千金を簡単にまとめますね。
意味苦労せず、一度の出来事で大儲けすること
補足一攫:ひとつかみ
千金:大金
一攫千金の「攫」は「獲」と書いてしまいそうですが、正確には誤用。
使い方・例文一攫千金を夢見て、ボーナス全部使って宝くじを買った。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
関連ページ