私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
大盤振る舞い(大盤振る舞い)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
今日はおばあちゃんがおこづかいをくれたから、ひよこさんにもお菓子を買ってあげるよ。
そうなの?大盤振る舞いだね。じゃあ遠慮なく、このアメを買ってもらうよ。
うさぎさん、そういえばこの前200円貸してたの返してくれる?
私もうさぎさんに300円貸したよね?
そういえば、まだだったね・・・、今返すよ。ひよこさん、ちょっと今回の大盤振る舞いは中止で・・・。
また次回に期待しているよ・・・。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「大盤振る舞い」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文、その語源などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
大盤振る舞いの意味とは?
大盤振る舞い(おおばんぶるまい)とは、
- 豪華なおもてなし
- ぜいたくに使う
- 景気がいい
このような意味を持っています。
大盤振る舞いの使い方や例文は?
さて、この大盤振る舞いという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
大盤振る舞いという言葉の使い方は、
- 豪勢な振る舞いがあったとき
- 驚きは批判を表す場合
こういったシーンで使いたい言葉です。
もともとごちそうを振る舞う言葉で使われていたので、食事面で使われることが多いですが、今では金銭面など幅広く使われるケースも多いですね。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
大盤振る舞いを使った例文は
- 普段おごってくれないのに、今日は給料が入ったから大盤振る舞いだね。
- 今日のご飯は大盤振る舞いだね、いい事でもあったの?
- ちょっと手伝っただけなのに、1000円もくれるなんて大盤振る舞いだね。
このような感じでしょうか。
どれも贅沢な様子が受け取れると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=tyH7UCwYILA
大盤振る舞いの語源
大盤振る舞いの語源は、お正月に親せきをもてなすときや、近所の人たちが農作業を手伝ってくれたりしたとき、ごちそうを振る舞うことから来ています。
お椀に盛ったご飯を「椀飯(わんはん)」と言ったのですが、これが
「わうはん」→「おうばん」
このように変化し、「椀飯振舞」→「大盤振る舞い」となったようです。
この「おうばん」の漢字が「大盤」となっているのは、単なる当て字のようですね。
ただ、「大判」「大番」と書いてしまうことも多いと思うので、どちらなのか間違わないようにしましょう
あとがき
大盤振る舞いとはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして大盤振る舞いを簡単にまとめますね。
意味豪華なおもてなし
ぜいたくに使う
景気がいい
「大判」「大番」と書いてしまうことも多いと思うので間違わないよう。
使い方・例文普段おごってくれないのに、今日は給料が入ったから大盤振る舞いだね。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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