夏になるとニュースなどでも取り上げられる
「海開き」
この海開きとは一体何のことなのか?
また、海といえば最初に思いつくのが
「沖縄」
その沖縄の海開きはいつ頃なのか?
そしてその他の有名な、白浜や湘南、逗子などを始め関東、関西、千葉、愛知、新潟などの各地域の海開きの様子なども見ていきましょう。
海開きとは何のこと?
夏になると海に行く機会も増えますよね。
そんな海にはニュースなどでもよく聞くように、
「海開き」
といったことが話題に上がってきます。
この海開きとは一体何のことなのか?
実はこの海開きとは、海水浴の安全を願い行うためのものなんです。
似た言葉に
というのもありますが、山開きとは
「神聖な山には、夏の一定期間だけしか登ることは許されない。」
として、解禁の合図を知らせるものですが、海開きにはこのようないわれはありません。
関連ページ山の日の祝日はいつから?その由来や理由は?法案制定が決定はなぜ?
しかし、海水浴シーズンの前に水質調査を行ったり、安全祈願をしたりなど、海水浴客が安全に安心して楽しめるようにするためのものなんですね。
海開きとは、「海水浴場を初めて開くこと」という意味のほかにも、こういった意味が込められていると覚えておいてくださいね。
海開きまえの「遊泳」も可能ですが、ゴミが浮いていたり水質検査もされていないし、監視員などもいないので自己責任で泳ぐことはできます。
海開きは沖縄ではいつごろ?
海と言って最初に思い浮かぶのは
「沖縄」
でしょう。
では、その沖縄ではいつ頃海開きが行われているのでしょうか?
実は沖縄の海開きというのはかなり早くて
「3~4月の間にはすでに海開きがされている。」
のです。
暑い気候の地域であることは周知の事実ですが、まさかここまで早いとは、と思われている方も多いのではないでしょうか。
この時期の沖縄の平均気温は20度を超えており、十分に海で泳げる気温となっています。
ダイビングやバーベキューも楽しめるところも多く、早くから海を満喫したい人にとっては、沖縄の海開きは歓迎されるところでしょう。
25箇所ほどある沖縄の海水浴場は、遅くとも4月下旬ころには全て海開きとなっています。
ただ、ゴールデンウイークが終わると沖縄は梅雨の時期に入るので、海開きしたら梅雨に突入したなんてことになります。
このように沖縄では梅雨と海開きのタイミングが本州とは違いますが、関東や関西など一般的に海開きはいつ頃になるのか?
次に各地域の海開きはいつ頃なのか見て行きたいと思います。
海開きは一般的にはいつごろ?関東千葉白浜愛知新潟湘南逗子関西
関東や関西を始めとして白浜や逗子海岸、湘南や須磨など有名な海水浴場がありますが、本州全般での海開きはいつ頃なのか?
おおよそ、本州全域で7月1日前後から順に海開きとされることが多くなっています。
ある年の海開きを例に取って見てみましょう。
逗子海水浴場:6月28日~9月1日
千葉県館山市:7月13日~8月18日
九十九里町:7月1日~8月31日
茨城県日立市:7月20日~8月18日
神奈川県茅ヶ崎市:7月6日~9月1日
鎌倉市由比ガ浜:7月9日~9月8日
新潟県新発田市:7月12日~8月31日
愛知県西尾市:7月1日~8月31日
兵庫県須磨市:7月10日~8月31日
和歌山県白浜市:5月3日~9月15日
大阪府阪南市:7月1日~8月31日
滋賀県大津市:7月1日~8月31日
京都府京丹後市:7月1日~8月31日
このようにほとんどが7月1日あたりから8月いっぱいまでというところが多いですね。
あとがき
夏になる等見に行く機会が増え、7月辺りから海開きが始まっていきます。
地域によってもばらつきがあるとはいえ、およそこの時期になると夏休みにも入り、たくさんの海水浴客で賑わうところも増えてきますね。
ただ、近年では海岸での音楽の騒音やごみの問題で様々なところで規制が始まったりしています。
海水浴で楽しむのはいいですが、やはり最低限のマナーは守らないといけません。
海開きしたらみんなで楽しく泳げるような、そんな空間づくりを作っていきたいですね。
ちなみに日本で一番早い海開きの地域は沖縄ではありません。
日本一早い海開きは、小笠原諸島の父島と母島で
「元旦に海開きとなる。」
ちょっと早すぎやしませんかね。