夏風邪

夏風邪が長引く理由とは?早く治す方法と食事について。食べ物予防

2015年5月22日

夏風邪 長引く 理由

夏風邪とは、夏にかかってしまう風邪のことですが、
その風邪の症状は通常の風邪とは少し違い、夏風邪特有の特徴があります。

そんな夏風邪の特徴的な症状や季節がら長引く場合があります。

夏風邪が長引く理由は何なのか?
夏風邪を早く治す方法とは?
夏風邪の症状が現れた時の食事はどんなものをとればいいのか?

予防にもいい食べ物などについて見ていきたいと思います。

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夏風邪が長引く理由とは?

冬には気温や湿度の低い環境を好むウイルスが、風邪の原因となっているのですが、夏は気温や湿度の高い環境を好むウイルスが風邪の原因となることが多いのです。

ですので、夏風邪は冬に引く風邪とは違うウイルスが原因でかかってしまいます。

そんな夏風邪が長引く原因はこのウイルスにあります。

夏風邪の原因には代表的な3つのウイルスがあります。

  • アデノウィルス(プール熱)
  • エンテロウィルス(手足口病)
  • コクサッキーウイルス(ヘルパンギーナ)

これらのウイルスで引き起こされる、プール熱、手足口病、ヘルパンギーナといった病名も含め夏風邪と総称されています。

これらの3つのウイルスによる夏風邪は、主に子供がかかりやすいものなんです。

基本的には安静にしておくと自然と治るものなのですが、これらのウイルスに大人が感染してしますと重度化したり長引いたりする事があります。

大人の場合は39度以上の熱が続いたり、体に痛みを伴ったりして夏風邪が長引くことも多いのですが、子供の時と同じように基本的には安静にしておくことが重要となります。

また、夏風邪の特徴として下痢や腹痛を伴うことも多く、安易に下痢止めを飲んでしまって便秘になると、ウイルスの排出がきちんと行われなくなるかもしれず、夏風邪が長引く原因にもつながってしまいかねません。

ですので、夏風邪は長引くといった事がよく言われています。

そして、冬の風邪とは違い「夏風邪」なので、その気候や温度が夏風邪を長引かせる原因にもなります。

特にクーラーのかけ過ぎによって、自律神経の乱れが起き体温調節がうまく出来なかったりすると、夏風邪をひきやすく長引かせる原因にもなります。

他にも、熱帯夜などの暑さによる睡眠不足や、夏バテによる栄養不足なども夏風邪を長引かせる原因にもなるので、規則正しい生活をすることも重要となってくるんですね。

夏風邪をひきやすい原因はやはり免疫力の低下によるところが大きです。

夏風邪は1週間ほどで治るというのが多いですが、免疫力が低下していると治りかけてきた時に別の夏風邪のウイルスにかかってしまうことも多く、これが長引く原因となることもあります。

免疫力の低下は、「夏バテ」が起こるとなりやすいので、夏風邪予防のためにも、夏バテについて色々と知っておいたほうがいいと思います。

夏バテについてはこちらで詳しくまとめているので、併せてご覧下さいね。

関連ページ

>>夏バテの原因と対策|解消のために予防ですべきこととは?

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夏風邪を早く治す方法とは?

夏風邪を早く治すためには、低下した免疫力を早くもとに戻すことが大切です。

そのためにはやはり、

「きちんと水分補給し、安静にしておく。」

夏場なので水分補給が特に重要になります。

 

水分補給は大切!脱水症状に気をつけて

汗を大量にかいたあとは、必ず水分補給しないと脱水症状の原因になります。

特にスポーツドリンクなど塩分を含むものが効果的です。

クーラーもかけ過ぎないよう28℃くらいに設定して、汗をかき過ぎないようにすることも大切です。

「風邪を引いたら汗をかくといい。」

ということをよく聞くと思いますが、夏風邪の場合脱水症状の危険もあります。

また、汗によって雑菌の繁殖も盛んになるのでこまめな着替えも必要です。

また、軽く汗を流すくらいでシャワーを浴びるのも良いとされています。

 

お風呂に入る。

「風邪を引いたらお風呂に入ってはいけない。」

ということをよく聞きますが、これは昔のお家のお風呂事情もあり離れのお風呂が多かったことから、

「湯冷めしてしまうといけない」

ということからお風呂には入らないほうがいいとされてきました。

しかし、現在の住宅状況ではそのような理由での湯冷めなどの可能性も殆ど無いので、気をつけて入る分には雑菌の温床になる汗を洗い流す理由もあり、むしろ、お風呂は入った方がいいという意見にシフトしています。しかし、あくまで風邪の初期の段階や、熱がそこまで高くない時に限られ、38℃以上も熱がある場合はやはり避けたほうが無難です。

お湯はぬる過ぎず熱過ぎない温度、汗をかかない程度で。

熱いお風呂にはいるのも体力の消耗があるのでやめたほうがいいでしょう。

そして、睡眠をきちんととり、お腹にやさしい栄養のある食事を取ることに努めましょう。

 

 

安静にして免疫力を戻す。

やはり最後には低下した免疫力をもとに戻すことが重要になります。

そのためにはきちんと睡眠を取り、お腹に優しい栄養のある食事を取ることが大切です。

次は、そんな夏風邪の時に食べておきたいお腹に優しい食事、食べ物について見ていきましょう。

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夏風邪のための食事とは?

夏風邪の時に取りたい食事には、体力を戻すための食事が必要です。

やはり基本的に昔からある

「おかゆに梅干し」

というのは定番です。

梅干しにはクエン酸が多く含まれており、夏バテの予防にも効果的です。

夏風邪はお腹にきやすいので、こういった食べ物が最も適しています。

子どもが夏風邪にかかった場合、口内炎や口の中の発疹が影響して食べ物を入れると痛がってしまい食べられないこともあります。

そういう時には

最低でも水分補給はしておかないと、脱水症状にもつながります。

ですので、りんごジュースだったりポカリだったり子どもが好きな飲み物で飲みやすいものだったりと、水分補給に努めましょう。

そして食べれるようになったら、おかゆなどを始め、すりおろしリンゴだったり雑炊だったり、食べやすいものがいいでしょう。

 

吐き気があって食べられなかったりするのが続く場合は、点滴の必要などもあるかもしれないので、
医者に診てもらったほうがいいでしょう。

夏風邪の予防としての食事でポイントとなるのは

  • クエン酸、
  • ビタミンB

これらの成分が含まれている食べ物を中心に、献立を作るといいでしょう。

いずれも疲労回復効果が期待できる成分で、夏バテ予防にも最適です。

 

例えば、夏の土用の丑の日にも食べられるうなぎはビタミンB群が非常に豊富です。

クエン酸は基本的に「酸っぱいもの」の中に含まれています。

梅干しやレモン、グレープフルーツなどこういった食べ物に含まれています。

夏バテ予防の食べ物は夏風邪の予防にもつながります。

これらの成分の含まれた食べ物や、それ以外の夏バテ予防の食べ物については別のページで詳しくまとめているので、こちらをご覧ください。

関連ページ

>>夏バテ防止の食材は?レシピやサプリメントも!

 

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あとがき

このように夏風邪には、夏特有の原因があってそのために長引く人も増えているようです。

そんな夏風邪を早く治すためにも、やはり体の免疫機能を高めてかからないようにすることが一番良いことだと考えられています。

夏はクーラーなどの影響で体の体温調節機能が乱れたり、食生活が偏ったりなどしがちなので、普段から生活面で気をつけないといけないことが増えます。

特にお子さんをお持ちの方は、気をつけないといけないケースも増えてくるでしょう。

夏は夏休みで色々なところに出かける季節でもあります。

そんな時こそ、基本のうがい、手洗いはもちろんのこと人混みの多いイベントやプールに行った後には特にケアをきちんとするように努めてくださいね。

こちらの方でも詳しく夏風邪の対処法について書いていますので良かったら参考にしてください。

関連ページ

>>夏風邪とは?その原因と治し方は?

 

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