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アンニュイとはどんな意味?そんな雰囲気を持つ男性女性芸能人は?

2017年3月6日

アンニュイ 意味

テレビ番組とかを見ていると、

  • 「そのアンニュイな感じがイイ!」
  • 「雰囲気がアンニュイだね。」

なんていう一言がでるシーンもよく見かけますよね。

でも、なんとなくは感覚的にわかるような気がしても、アンニュイってきちんとした意味がよくわからないと感じませんか?

実は私も、なんとなく話の前後の関係からでしか理解していませんでした。

だから、

 

アンニュイとは何なの?

って言われたら、うまく説明しにくいですよね。

そこで今回は、このアンニュイとは何なのか?

その意味や使い方、そんな雰囲気を持つ男性、女性芸能人にどんな人がいるのかまとめました。

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アンニュイとはいったい何なの?

アンニュイとよく耳にする言葉ですが、これは英語ではなくフランス語の

check001  アンニュイ(ennui)

この言葉を使っています。

フランス語でのアンニュイとは、

「物憂い」「倦怠」「退屈」

こういった様子を指す言葉として使われています。

生活に対してあまりやる気のない、意欲を失った様子や、退屈で物憂い精神状態のことといった表現がされますね。

例えば、

  • アンニュイな午後
  • アンニュイな週明け
  • アンニュイな態度

 

こんなふうに使われることが多いようです。

でも、日本で使われているアンニュイとは、こういった意味を含んでいるかもしれませんが、もっと別の意味が含まれている使い方のほうが多いですよね。

次は、日本で使われているアンニュイの意味について、掘り下げていこうと思います。

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アンニュイの意味ってなに?

フランス語のアンニュイは、先ほど説明したように、

「物憂い」「倦怠」「退屈」

こういった様子を指す言葉として使われています。

この意味で使われたとき、たとえば、

きみって、アンニュイな雰囲気だよね。

なんて言われたら、けっこう否定的な意味が前面に出ていますよね。

でも、日本で使われているアンニュイという言葉の意味には、もっと誉め言葉のようなニュアンスを含んでいるように感じます。

日本で使われているアンニュイの意味には、こういった物憂げな退屈そうな雰囲気を持ちながらも、

  • 謎めいた感じ
  • 神秘的
  • 不思議な感覚

 

こういったものが、その奥底には感じられているのだと思います。

また、その謎めいた不思議な感じが、他の人には持っていない部分として

  • 美しい
  • 色っぽい
  • 興味が惹かれる

このような感覚を含んでいるのかなって感じられますね。

だから、日本で使われているアンニュイの意味は、独特の雰囲気を持っているのだと思います。

もし、他の人から、

 

きみってアンニュイな感じだね。

こんなふうに言われたら、それは否定的な意味ではなくて、

ちょっと不思議な感じだけど、それが魅力的に感じる部分がある。

そんな捉え方になるんじゃないでしょうか。

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アンニュイの雰囲気を持つ男性、女性芸能人は?

日本で使われているアンニュイの意味は、そんなに否定の言葉ではないと思います。

どちらかというと、そこに魅力を見出している人たちのことを指す場合が多いのでしょうね。

そんなアンニュイな雰囲気を持つ男性、女性芸能人といえばどんな人がいるのでしょうか?

実際に名前が上がれば、なんとなくわかりやすいですよね。

よく言われている男性芸能人では、

  • 又吉直樹(お笑いコンビ・ピースで芥川賞作家)
  • オダギリジョー(俳優)
  • 浅野忠信(俳優)
  • 綾野剛(俳優)
  • 松田龍平(俳優)

 

このような方々でしょうか。

そして女性芸能人では

  • 小松菜奈(女優)
  • 桃井かおり(女優)
  • 水原希子(女優)
  • 椎名林檎(歌手)
  • 小雪(女優)

 

このような方々でしょうか。

ちょっと主観が入っているかもしれませんが、このような人たちがよくアンニュイな感じといわれていると思います。

一般的に、ちょっと不思議そうな感じがあったり、退屈そうなけだるそうな雰囲気を持ちながらも、それが魅力的に感じるような人たちですよね。

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あとがき

アンニュイとはどんな意味があるのか。

また、そんな雰囲気を持つ男性、女性芸能人にはどんな人がいるのかをまとめましたがいかがでしたか。

原語のフランス語では、ちょっと否定的な意味が前に出ているような感じですが、19世紀後半のフランス文学では

たとえ悪でも美を優先する「耽美主義」

といった考えが広まっていて、善悪の区別なく、

美しいものが最高!

とする考え方であり、たとえそれが「悪」であっても美しさを否定することにはならないという考えがあったのですね。

これが徐々に懐疑的・退廃的・破滅的な芸術へと進んで行き、デカダンス(デカダン派)と呼ばれる精神が生まれたそうです。

だから、アンニュイという言葉も否定的な意味が前に出ていますが、

 

そこにある種の美しさを見出していた。

ということで、そのデカダンス文学の世界では、今の日本で使われているようなアンニュイの意味が含まれている感じがしますね。

もし、他の人から言われても、あまり悪いように言われているわけではないと思いますよ。

もし、敵意があって言ってくるなら、

『お前ってアンニュイなやつだな。』

なんて言い方はしませんしね。

うまく使える場面があったら、ぜひ試してみて下さい。

今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。

こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。

普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。

そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。

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