ダニ

ダニ退治の方法はどんな対策が効果的?布団や絨毯の駆除方法は?

2016年8月8日

ダニ 退治 方法

梅雨や夏の時期になると温度や湿気の高さから、ダニが大量発生して私たちを襲うことがあります。

そうなると朝起きてから体がムズムズするし、ひどい時は刺されて発疹や腫れになったりなど良いことはありません。

私もここ最近でダニの被害に悩まされていて、いろんな対策をしてきました。

  • そんなダニ退治の方法は、どんな対策をすれば効果的なのか?
  • また、よくダニが発生しやすい布団や絨毯、カーペットなどの駆除方法はどうすればいいのか?

実際に私が行った方法や、使って良かった対策グッズなども含めまとめましたのでご覧ください。

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ダニ退治の方法はどんな対策が効果的?

ダニ退治の方法で大切な3つのポイントがあります。

  1. ダニの餌になるような「フケ」や「垢」はキレイに掃除する。
  2. 風通しや湿気などを気にして繁殖する環境を与えない。
  3. ダニ対策グッズなどを使って駆除や予防をする。

 

つまり、ダニが発生・繁殖しやすい環境をなくし、いろんなグッズを使ったりして退治するといった流れですね。

この3つのポイントについてそれぞれ見ていきましょう。

 

1.「フケ」や「垢」はキレイに掃除する。

ダニは人間のフケや垢を餌にするので、普段からキチンと掃除をして餌になるものを取り除くことが大切です。

また、これはアレルギーの原因にもなる「ダニの糞や死骸」といったものも一緒に掃除する意味があるので、常に清潔にしておくことが大切なんですね。

 

2.繁殖する環境を与えない。

ダニが好む環境は

  • 温度:20~30度
  • 湿度:60~80%

つまり、梅雨から夏場の高温多湿の環境というのは、ダニにとっては最適な活動環境になるわけです。

なので、風通しを良くして湿気がこもらないようにしたり、布団や絨毯なども天日干しをするなどして簡単に繁殖する環境を与えないことが大切になってきますね。

補足

雨の日は湿気が入るため、天気のいい日に換気をしましょう。また、布団の天日干しも雨の翌日より晴れの日が続いている時のほうがいいでしょうね。

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3.ダニ対策グッズを使って予防

ダニは掃除や洗濯、天日干しや湿気の管理などをキチンとやっていても布団の中に入り込んで行ったり、卵まではキチンと駆除できないといったこともたくさんあるので、なかなか一筋縄ではいかない相手なんですね。

そこで強い味方になってくれるのが、

ダニ対策グッズ

ダニ対策のグッズには色々ありますが、

  • ダニ退治のシート
  • スプレー
  • バルサン
  • 布団乾燥機
  • 布団掃除機

こういったものがありますね。

これらを効果的に使うことでダニの成虫や幼虫、卵の駆除に役立てることができます。

 

私もこれらのグッズはある程度使いましたし、それなりに効果を感じています。

「布団掃除機」や「乾燥機」、そして「ダニ退治シート」など使った効果について詳しくまとめているので、それぞれ気になるページを是非ご覧になってみてください。

【関連ページ】

⇒ 布団クリーナーの比較とアイリスオーヤマ製のレビュー
⇒ 布団乾燥機でダニ退治をした効果は?
⇒ ダニ退治シートって効果あるの?スプレーやバルサンは?

 

布団のダニ退治はどうすればいいの?

基本的なダニの退治の方法は、上のような流れで行っていくことになりますが、

check002  具体的に何をすればいいのか?

これが問題ですよね。

 

そこでまずは、ダニが1番生息しやすい環境だと言われる

check001  布団の中のダニ退治

これについて見ていきましょう。

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布団のダニ退治のポイント

まずは、あなたの布団を敷いている状況について確認したいところですが、いくつかのパターンが考えられますよね。

  1. 畳の上に布団を敷いている。
  2. フローリングの上に布団を敷いている
  3. ベッドの上に布団を敷いている。

 

だいたいはこのような感じでしょうか。

ベッドだと、敷布団とベッドの間にマットレスが入ったりしてることも多いですよね。

フローリングに直接布団を敷くと、寝汗の発散ができなくてカビが発生しやすいので、あまりオススメはできないですけど。

 

畳の上
畳の上に布団を敷いている場合には、その間にダニの生息しやすい環境が整いやすいので、朝は必ず天日干しといったくらい頻度を高くして、さらに掃除も布団はもちろん畳もマメに行わないと、すぐにダニが繁殖する環境になりやすいと考えられます。

 

フローリングの上
フローリングの上に敷布団を敷いている場合は、まだ畳の場合よりも抑えられるように考えられます。

 

ベッドの上
そしてベッドですが、ずっと同じ状態で置かれているケースが多いのでダニの繁殖がしやすくなります。

敷布団や掛け布団を気にしていても、マットレスに大量に潜んでいる可能性も高いので、ケアしないといけない場所は増えますよね。

 

このような、あなたの寝る場所の環境によって、対策しないといけない場所は若干変わってきます。

 

ダニが生息しにくい環境とは?

先ほどのダニの生息しやすい環境とは別に、

ダニが生息しにくい(できない)環境

これについて見ておくと、どうやって退治していけば良いかが見えてきます。

ダニが生息しにくい(できない)環境
  • 50℃で20分間続けば死滅する。
  • 60℃以上で死滅する。
  • ダニの卵は62℃の熱に2時間ほどさらされると死滅する。
  • 湿度が55%以下になると生息しにくい環境になる。

このように考えられています。

ダニの成虫はこういった方法で退治でき、数も減って行くと思いますが、「ダニの卵」はなかなか駆除するのが難しいと考えられていて、バルサンなどの燻煙タイプのグッズを使っても耐えられるようです。

また、布団の天日干しや布団乾燥機などあてても、ダニが布団の内部に入り込んでうまく退治できないといったこともあります。

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布団のダニ退治の効果的な方法

布団のダニを退治するために必要なのは、

  1. 掃除
  2. 乾燥

この二点です。

これを、どのようにするかがポイントです。

 

1.布団の掃除のポイント

布団の掃除では、

  • ダニの餌となるフケや垢を取り除く。
  • アレルギーの原因にもなるダニの糞や死骸を取り除く。
  • ダニ自体を取り除く

こういったことが目的です。

ただ、これも1週間に1回とかではなく、やはりできれば毎日継続して行うことが大切になります。

個人的な布団掃除の経験と感想

掃除機は「布団掃除機」がたくさん販売されていますが、正直言うとプラグ付きの普通の掃除機に比べ吸い込む力は弱いです。

私はアイリスオーヤマの布団掃除機を使っていますが、ハウスダストはビッシリ取ってくれるのでスゴイ役立っていますが、ダニに対しては正直疑問が残っています。

ダイソンの布団掃除機が一番いいのでしょうが、やはり価格が高いので手が届きにくいです。

だから普通の掃除機に布団ヘッドを付けるだけでも十分でしょう。

当然布団は裏表きっちり掃除して、そしてあとは布団だけでなく、畳、フローリング、ベッドマットなど周りの環境もキチンと掃除することが大切です。

 

洗濯でダニは完全に退治できない?

そして、洗濯をするのも効果があると思いますが、

ダニは布団を洗濯してもキレイに退治できるとは限らない。

このように考えられていて、毛布に生きたダニを3,000匹つけて洗濯機で洗う実験では、ダニが81%も生き残っていたというような結果も出ているようです。

さらに(財)日本環境衛生センターに問い合わされた人もいたようで、

「家に生息しているコナヒョウヒダニは水(洗剤水)に浸しているだけだと1週間以上生きている。」

こんな回答もあったようです。

ですので、洗濯は掃除のようにフケや垢、ダニの死骸や糞を取り除くことはあっても、整体まではキチンと退治できない可能性が高いということです。

だから、

「洗濯したら大丈夫」という考えを過信してると危険です。

 

2.布団の乾燥のポイント

布団の乾燥方法はいくつか考えられますが、

  1. 天日干しをする。
  2. 布団乾燥機を使う。

おそらくこのどちらかがメインになるでしょう。

私は一応両方行っていますが、

天気の良い日が続く時には天日干し、天気が悪い時や忙しくて干せる暇がなかった時に、夜に布団乾燥機を使う。

こんなふうに使い分けをしています。

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天日干しの注意点

天日干しの時に布団をバンバン叩いて、ホコリを出そうとする光景が頭に浮かびますが、布団を叩くと死骸や糞、ホコリが舞って吸い込んでしまったり、糞や死骸が細かくなって奥に入り込んで取りにくくなる可能性もあります。

また、同じくらい大切なのが、

天日干し、布団乾燥させたあとは必ず掃除をする。

乾燥させただけでダニの死骸や糞がなくなるわけではないので、キチンと掃除機をかけて取り除いておきましょう。

 

布団乾燥機の注意点

私も布団乾燥機を使っています。

アマゾンなどでも人気のある、象印の布団乾燥機で今でもしょっちゅう使っているのでとても重宝しています。

布団乾燥機を使うことで60℃の温風を出すことができるので、ダニの生息できる環境を奪うことができます。

ただ、とても時間がかかることや電気代の問題、そして布団乾燥機でも完全にダニを取り除くのは難しいとも言われています。

本気でやった布団のダニ対策

これらの対策はもちろんですが、他にもできることがたくさんあります。

そんなダニ退治で特に気になる「布団」に特化したダニ対策についてこちらでまとめています。

私が行ったこと、経験を含めいろんなことを網羅しているので是非ご覧になって下さい。

関連ページ

>>布団のダニ対策とは?乾燥機や防ダニ布団、掃除機の効果は?

 

布団乾燥の究極方法

ただ、天日干しも布団乾燥機による乾燥も、完全にダニを退治できるかというと、これも布団の厚さなどによっても変わってきます。

薄手の掛け布団とかなら、全体に陽の光や乾燥機の熱が届きやすいですが、厚手のものだと中にダニが入り込んでしまって届かないケースもよくあるようです。

また、ダニの生体はある程度退治しやすいのですが、ダニの卵に苦労させられるケースが多いと感じています。

先ほどの、ダニの生息しにくい環境を見ると、特に「ダニの卵」を駆除するのが難しいんですよね。

だから、きちんと対策したつもりでも、思ったような効果が得られないといったことになりがちです。

そこで、ダニの生体も卵も完全に駆除できるのが、

コインランドリーの高温乾燥機

コインランドリーにある高温乾燥機は80℃~120℃の高温で乾燥させる事ができるのでダニは確実に死滅します。

どうしようか迷ったら、これも一つの対策方法ですね。

ただ、大きなベッドマットは難しいので、

  • ダニ捕りシートを使う。
  • 炎天下で車の上に一日中乗せておく(定期的に回転させる)
  • こまめに掃除をする。

こういったことは必要になるでしょう。

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絨毯のダニ退治はどうすればいいの?

絨毯のダニ退治も、基本的には上で見てもらった布団のダニ駆除方法と同じようなことですが、その大きさや素材、置いている状況によってもなかなか難しい面があると思います。

なので、最低限しておきたいのは、

掃除機をきちんとかけること。

これはしっかりとやっておきたいですね。

また、天日干しや洗濯がしにくい場合には、ダニ対策グッズのシート、スプレーといったものは非常に使い勝手がよく効果的だと思います。

ダニを気にする場合には、絨毯は置かないようにするのがいいのですが、どうしても置きたいときは、

  • 素材を水分の含みにくいもの(合成繊維「BCFナイロン」など)を選ぶ。
  • 上に家具を置かない。
  • 丸洗いできるようなものがいい。

こういったポイントは見ておきたいところです。

 

あとがき

毎日のように朝起きると体がムズムズするといった時は、布団にダニが発生している可能性があります。

私も最初はムズムズがあって、でもダニとは思っていなくて気にしていませんでした。

でも、それがある日刺された跡ができて、発疹がポツポツと現れ始め、そして腫れも伴って非常に痒い!

でも、こんなのすぐに治まるだろうと思って放っておいても、1週間ほどたってもキチンと消えないことで、ようやくダニだと気づきました。

ダニの退治にはなかなか苦労が耐えなくて、完璧にダニがいない環境を作るのは難しいという結論に達しました。

だから、

極力ダニの少ない、生息しにくい環境を作ろう。

というような考えにシフトさせると、わりと神経質すぎることにもならなくて、なおかつ清潔な部屋を保つことができるようになりました。

それぞれお部屋の環境は違うと思いますが、

掃除と乾燥(湿気)

これに注意して、ダニ対策をしていってもらえたらと思います。

 

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