エアコンの電気代が気になって、どんな計算方法をしたら電気代が出てくるのかを探していましたが、今回は
エアコンの電気代の計算方法
このやり方と、
一時間使った時に、だいたいいくらくらいかかるのか?
そして、これが
- 1日だったら?
- 1ヶ月だったら?
ある程度のモデルケースを作って計算してみましたので、おおよその目安のための参考にしてもらえたらと思います。
エアコンの電気代の計算方法ってどうするの?
エアコンの電気代の計算方法ですが、計算自体はそんなに難しいものではなくて、
エアコンの説明書とかに表記があると思いますが、私のエアコンでいうと
消費電力=1280W
このようになっていますね。
これをkw(キロワット)単位に揃えましょう。
1280÷1000=1.28kw
これに電気代をかけます。
電気代はそれぞれの家庭で電力会社やプランが違うので一定ではないですが、ここでは「1kw/h=25円」というように仮定しておきましょう。
そうすると数字で表すと、
1.28(kw)×1時間(h)×25(円)=32円
これで1時間のエアコンの電気代がいくら使ったのかがわかりました。
ただ、これはあくまで机上の計算方法であって、まわりの環境に左右される要素がたくさんあるんですね。
たとえば外気温が高いと、やっぱりその分消費電力はかかります。
また逆に、設定しておいた温度が28℃で、30分も経たないうちにその温度に達するとそこからは緩やかな運転になって消費電力は下がるので、電気代も計算の答えより安くなります。
こんなふうに、常にエアコンの消費電力は上下しているので、計算で求めるのはちょっと難しいんですね。
だからこの計算方法で求められる電気代は、あくまで目安程度と考えてもらったほうがいいでしょう。
エアコンの電気代は1時間でいくらくらいなの?
私の家のエアコンの電気代ですが、1時間だと上でも見てもらったようにだいたい32円くらいになります。
エアコンの消費電力はやはり運転開始の時が一番電気代を喰うので、それからずっと数時間使い続けると、温度も一定になっているので消費電力も緩やかになってきます。
だから、数時間使い続けた場合は、計算上で出した金額よりも単純にもっと安くなるはずなので覚えておくといいですね。
他のエアコンではどうか?
このエアコンは12畳用のものですが、他には6畳用や8畳用、10、14、18畳用といったものもありますね。
例えば、6畳用の消費電力を580wとしたら
0.58(kw)×1時間(h)×25(円)=14.5円
電気代は1時間でおよそ14.5円と言った感じですね。
これらをエアコンの性能別で表にしてまとめると次のような感じになります。
エアコン(~畳) | 消費電力(w) | 電気代(1時間) |
6畳 | 580w | 14.5円 |
8畳 | 610w | 15.3円 |
10畳 | 740w | 18.5円 |
12畳 | 1330w | 33.3円 |
14畳 | 1450w | 36.3円 |
18畳 | 2130w | 53.3円 |
*1kw/h=25円
*冷房時で計算
*参考として日立のルームエアコンAJシリーズで比較しました。
エアコンの1時間の電気代は大体ですがこんな感じになります。あくまで目安ですが、おおまかな参考の金額として頭に入れておいてもらうと良いでしょうね。
エアコンの電気代は1ヶ月でいくらくらいなの?
さて、エアコンの電気代ですが、1ヶ月では大体いくらほどになるのか?
1ヶ月で8時間使ったとすると、上の計算方法で出したエアコンの1時間の電気代に単純に8倍すればいいだけの話ですが、実際にはそんな単純な話にはなりませんね。
もし、夏の時期に24時間冷房をつけっぱなしで1ヶ月(30日)過ごしたとすると6畳用の場合では、
エアコンは起動時に最大の電力がかかるので、温度が設定温度になるとだんだんと消費電力は落ちていくので、これよりももっと電気代は安くなるはずです。
まあ、この計算をしたところで全く現実的ではないですよね。何しろ1ヶ月もの間ずっと部屋にいるわけではないですから。
ただ、部屋にペットがいてそのためにつけ続けているなんて言うケースはありますが、そういったこと以外ではなかなか難しいですよね。
実際に一ヶ月間つけっぱなしでどのくらいの電気代になったか実験されていた人もいますが、その金額はおよそ6,000~7,000円というようになっていました。
ただ、当然環境やエアコンの性能によっても違うので一概にこれが全てではありませんね。
あとがき
今回紹介したのは主に冷房時の電気代になります。また、あなたのお部屋や外気温などの環境に大きく左右されるので、この通りにはなりません。
ただ、ちょっとの外出程度ならエアコンもある程度はつけっぱなしにしておいたほうが電気代は安く済むということが考えられていて、近くのコンビニに行くとか小一時間ほどで返ってくる程度ならそのままにしておきましょう。
また、電気代が気になるのであれば、扇風機やサーキュレーターとの併用も節約のために有効なので、こちらも参考にしてみてください。
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