結婚の挨拶で相手のご両親にお会いしに行くときに、ラフな格好やふさわしくない服装だと印象も悪くなってしまいますよね。
そうなると、その後の話もスムーズに行かなくなってしまうかもしれませんし、最悪結婚を許されないなんてことにもなりかねません。
それくらい服装は印象を左右するものだと考えられているので、しっかりと準備したいポイントです。
では、結婚挨拶の服装は男性と女性でどのようにすればいいのか？
今回は、
- それぞれが抑えたいポイント
- 夏や冬など季節による注意点
といったことなども含めまとめました。
あなたを誠意をわかってもらう上でも服装は大切なので、今回しっかりと覚えて準備にとりかかりましょう。
結婚挨拶の服装で男性が抑えたいポイントは？
結婚挨拶で男性の服装についてですが、全体的な雰囲気は清潔感のある服装にするのが最もいいですね。
そこで選ばれるのはやはり
男性の場合はスーツが一番無難ですし、相手に悪い印象を与える心配はほとんどないでしょう。ただ、派手な色のものは避けてくださいね。
- 下はスーツの色に合うワイシャツ。（シワがないように。）
- ネクタイもきちんとして。（派手でないものがいいです。）
- 靴下もキレイなもので、スーツに合った色（グレーや紺、黒など）。
- 靴もスニーカーなどでなく、革靴がベスト。（きちんと手入れする）
男性の服装としては、このように全体的に清潔感がありさわやかな感じであれば大丈夫だと思います。
その他の抑えるポイントとしては、
- 髪の毛は茶髪や長髪は相手が嫌がる場合もあるので短髪がベスト。（＊ボサボサの髪はNGなので、きちんと髪は整えましょう。）
- ひげもきちんと沿っておくかキレイに整える。（＊無精髭はダメ）
- 爪もきちんと切っておき整えておきましょう。
- アクセサリやピアスなどは極力つけない方がいいです。
- ハンカチを一つ持っておくといいと思います。
- きつい香水は印象を悪くする可能性があるので控えめに。
このようにいくつか抑えたいポイントはありますが、それほど難しいものではないと思います。結婚を認めてもらうための大切な挨拶の場なのでキッチリとした服装で臨みましょう。
結婚挨拶の服装で女性が抑えたいポイントは？
結婚挨拶で女性の服装についてですが、こちらも全体的に清潔感がある服装、清楚な感じでおとなしめにするのが良いと思います。
そこで選ばれるのは、女性の場合も「スーツ」
こちらもスーツで挨拶に行くと、特に悪い印象をあたえることは無いと思います。スーツ以外では「ワンピース」もいいでしょうね。
白やベージュ、グレーやネイビーを中心にするか、パステルカラーで整えるのもいいと思います。
- スカートの場合は短くないもの、ヒザ下程度。
- ストッキングは履く（ベージュが無難）
- ノースリーブやミニスカートなど、露出が大きいものは避ける。
- 靴はパンプスなど。（サンダルやミュールなどはNG）
- ブーツは脱ぐのに時間がかかるし、玄関先で邪魔になりかねないのでやめておくのが無難です。
女性の服装としては、このように全体的に清潔感があり、上品で清楚な感じでまとめる、あまり派手でなく露出が少ないようにすれば大丈夫だと思います。
その他の抑えるポイントとしては、
- 派手なメイクはやめてナチュラルメイクで。
- 髪の色も黒か茶髪程度で、盛り髪もし過ぎないように。
- アクセサリーは適度に。
- 体のラインが見えるようなタイトな服装は選ばないように。
女性の場合の結婚挨拶の服装はこのような感じでまとめると良いと思います。
ここまでで、結婚挨拶の時の男性と女性の服装について見てもらいましたが、
というのはどんな格好がいいのでしょうか？
さすがにあなたも、いつもどおりの服装というわけには行きません。
やはりパートナーがキチッとした服装で挨拶に来ているので、自分の実家だとしてもあなたもそれに合わせるようにしてある程度服装は整えておきましょう。
結婚挨拶の服装で夏と冬での違いは？
普段の生活では夏と冬で服装も変わってきますが、結婚の挨拶でもやっぱり多少の違いはあります。
冬場は上にコートを羽織るなどすれば大丈夫なのですが、困るのは夏場です。外は炎天下で暑いけど、スーツの上着は着た方がいいのか迷ったりしませんか？
特に、男性の場合はスーツがほとんどだと思いますが、
このように考えていたほうがいいと思います。
ネクタイも同じくきちんとしましょう。
もちろん道中はスーツやネクタイは外しておいても問題ないですが、挨拶の時にはキチッと服装を整えて伺いましょうね。
またクールビズなどもありますが、結婚挨拶の服装としては相手のご両親にふさわしくないと思われるかもしれないのでやめたほうが無難です。
また、さらに言うならワイシャツは半袖ではなく長袖で。
見た目からして暑苦しいのはわかりますが、このくらい気合を入れていったほうが印象がいいと思いますよ。
暑いからといって裸足もＮＧなので、ストッキングや靴下はきちんと履くようにするのがいいですね。
あとがき
結婚の挨拶は、相手のご両親に結婚を認めてもらうための大切な時間です。その場にきちんとした服装で来ていなかったら、相手のご両親はどう思うのか考えてみましょう。
「誠意があるのか？」
「この人に任せて大丈夫か？」
など、不安や心配ばかりがつのってしまうと思います。
あなたの彼女、彼氏は、
「見た目はこんなだけど中身は最高！」
というのは、あなたはわかっているかもしれませんが、あなたのご両親はそこまでわからないですよね。
あなたのご両親からすれば、
- 「こいつ・・・、結婚ナメてんのか？」
- 「本当に結婚を認めて欲しいと思ってこんな格好で来たの？」
- 「社会人としての礼儀はあるのか？」
こんな風に思われても仕方ありません。
だから、誠意を見せる意味でも服装は大切だと思います。
そして、普段から相手のご両親に会っていて顔見知りだったとしても、結婚挨拶は「一つのけじめ」なので、やっぱりきちんとした服装で挨拶に伺いたいところです。
服装一つとっても注意するポイントはいくつかありますが、きちんと抑えていれば大丈夫なので、しっかりと準備して挨拶に行くようにしてくださいね。
このように、結婚の挨拶のときには気をつけておきたいことや、知っておきたいことが他にもたくさんあります。
あなたの結婚挨拶がうまく行くように、手土産や服装、挨拶の仕方などを他の記事でまとめているので、こちらもあわせてご覧になってくださいね。
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