結婚の挨拶が無事に終わったら、ご両親に感謝の気持ちとしてお礼状を書くのがマナーです。
でも、結婚挨拶のお礼状って何を書けばいいの?
なんて戸惑っちゃいますよね。
今回は、相手のご家族と積極的に交流し溶け込むための、
結婚挨拶のお礼状の書き方
これをいくつかの文例とともに見ていきましょう。
また、お礼状を出す際に、
- 便箋に書いて封筒で出すのがいいのか?
- それともハガキなのか?
- ペンは何で書けばいいのか?
と言ったことも含め、一緒にポイントを抑えていきましょう。
結婚挨拶のお礼状の書き方は?
結婚挨拶が終わったらお礼状を出すのがマナーですが、実際どのようにして書いていけばいいのか悩みますよね。
といっても特別なことを書く必要はなく、いくつか書き方のポイントを抑えれば難しいものでもないです。
そのポイントをまとめますね。
- あなたの都合に合わせて時間をとってくれたことのお礼。
- 相手のおもてなしに対するお礼。
- 結婚を認めてくれたことのお礼。(反対、快諾を得られなかった場合も。)
- これからのお付き合いに対してのお願い。
- 締めの挨拶。
大きくみてこの5つのポイントを抑えて書けば、大きく外すことも無いですし印象もいいと思います。
このお礼状は、
訪問後一週間以内に相手に届くように出す。
というのを忘れず、結婚挨拶が終わったらすぐに取り掛かるようにしましょう。
*期間が経ちすぎると印象も薄れてしまいます。
お礼状に関してはそもそも必要なのか?
と疑問に思われる人も多いですが、マナーにうるさいご両親だと印象が悪くなります。
例えマナーにうるさくなかったとしても、受け取った相手がイヤな気持ちになることはないですよね。むしろ印象はさらに上がると思います。
また、結婚挨拶で断られたり快諾を得られなかった場合でも、きちんとした書き方でお礼状を出すことであなたの誠意も伝わりますし、見直すポイントになるかもしれません。
相手のご家族と良好な関係を築いたり、結婚式や顔合わせなどでスムーズに進めるためにも、結婚挨拶のお礼状は出しておきたいですね。
結婚挨拶のお礼状の文例
結婚挨拶の書き方を一通り見てもらった上で、どのように書けばいいのか具体的な文例を見るとさらにポイントがつかめると思います。
ということで、その文例を三つほど用意したので参考にしてください。
結婚挨拶のお礼状の文例1
拝啓
先日はお休みの中、お時間をいただいてありがとうございました。
お二人に温かく迎えていただき、大変嬉しく感謝しております。
当日は、とてもおいしい手料理もご馳走になり楽しい時間を過ごさせていただきました。また、○○さんの昔の思い出話も聞けたりして、私が知らなかった一面も知ることができ、本当に良かったです。
そして、私たちの結婚を認めてくださったことに、改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございます。
これからまた結婚式や今後のことについても、色々とご相談に乗っていただくこともあるかと思います。
そのときにはご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
誠にありがとうございました。
敬具
◯◯年◯◯月◯◯日
佐藤太郎
田中一郎様
花子様
結婚挨拶のお礼状の文例2
拝啓
先日はお忙しいところ、私たちのためにお時間いただきありがとうございました。
○○さんのご両親の若い頃の苦労話や夫婦円満の秘訣など、色々なお話も聞けて非常にためになりました。これから新しい家庭を築いていくとき色々な苦難もあるかと思いますが、そんな困難も二人三脚で頑張っていけそうです。
また、このたびは○○さんとの結婚を認めていただき本当にありがとうございます。
まだまだ至らぬところも多いですが、どうか今後ともよろしくお願いいたします。
また、帰り際にはお土産までいただき本当にありがとうございました。
敬具
◯◯年◯◯月◯◯日
佐藤太郎
田中一郎様
花子様
結婚挨拶のお礼状の文例3
拝啓
先日は私のために貴重なお時間を頂戴し、ありがとうございました。
これまできちんとしたご挨拶も出来ず、このたびは急な申し出となりましたことをお詫び申し上げます。
また、○○さんのご両親に結婚のお許しをいただけなかったのは当然で、何かと至らない所ばかりだと痛感いたしました。
少しでも○○さんにふさわしい男性になれるように努めてまいりたい所存ですので、何卒ご指導いただけましたら幸いです。
まずはお礼を申し上げます。ありがとうございました。
敬具
◯◯年◯◯月◯◯日
佐藤太郎
田中一郎様
花子様
*本来「拝啓」の後には時候の挨拶が続きますが、会って間もないため省いています。宛名は改行してご両親それぞれの名前に敬称を付けます。
これらの文例はあくまで「文例」です。
書くときは自分の言葉を使って、結婚挨拶に行ったときのお礼を書くようにしましょう。相手のご両親のことを一生懸命考えた文章なら、少しくらい拙い文章でもあなたの気持ちは伝わるはずです。
丸写しのようにして出すのは相手にも失礼ですし、見破られてしまうのがオチなのできちんとあなた自身が考えて書くようにしてくださいね。
結婚挨拶のお礼状は便箋、はがきのどちらがいいの?
さて、結婚挨拶のお礼状の書き方とその文例をいくつか見てもらいましたが、実際に書くときには、
- 便箋がいいのか?
- ハガキがいいのか?
どちらがいいのか迷いますね。
結婚挨拶のお礼状では、
便箋に書いて封筒に入れて出す。
と言うのが一般的です。
ハガキで送ると簡素な感じなので便箋のほうが好まれていますね。
また、書くときにも、ボールペンではなく、
ただ、さすがに使い慣れていないので水性ペンで書かれるのがいいでしょう。字に自信があって得意なら是非毛筆や万年筆で。
そして便箋は縦書きのものを選ぶといいと思います。
あとがき
結婚挨拶のお礼状の書き方や文例を見ていただきましたが、ポイントを抑えて書けば相手にもうまく感謝の気持ちが伝わると思います。
また、お礼状を書く前に、
と言うことをしておくと丁寧です。
難しく考えすぎてガチガチに型にはめたお礼状よりも、あなたの言葉や書き方であなたらしいお礼状を出して、良好な関係を築けるようにがんばって下さいね。
このように、結婚の挨拶のときには気をつけておきたいことや、知っておきたいことが他にもたくさんあります。
あなたの結婚挨拶がうまく行くように、手土産や服装、挨拶の仕方などを他の記事でまとめているので、こちらもあわせてご覧になってくださいね。
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