顔はもちろんのこと、背中や胸、首の後などにもニキビは出来たりするのでイヤですよね。
知らない間にできていて、気づいたら数も結構あったりすることも。
そんなニキビの原因には、様々なことが重なっているため一言では言えませんが、その原因の一つと考えられるのが、
食べ物
あなたも今まで、脂っこいものやチョコレート、お菓子を食べたあとニキビが良く出来ていたなんて経験ありませんか?
ここでは、ニキビの原因の一つと考えられる食べ物について
- ニキビに効く(予防)食べ物
- ニキビに悪い食べ物
この二つの真逆の食べ物をピックアップしました。
そして、また、
どうして食べ物がニキビに影響するのか?
こちらについて触れていくことで、実は、意外な食べ物がニキビに影響しているかもしれないことがわかってきました。
もしかしたら、あなたが好きな食べ物がニキビに影響があるのかもしれませんよ。
では、一緒に食べ物とニキビについて見ていきましょう。
ニキビの原因に食べ物が関係する理由は?
ニキビの主な原因としては、よく
ということが言われますし、この生活習慣の乱れの中に「食べ物」についてもよく触れられることがあります。
他にはストレスや睡眠不足なども、ニキビの原因になっている可能性があります。
そんな日常生活におけるニキビの原因について、食べ物以外では何があるのかこちらでまとめているので、一度目を通しておいてください。
関連ページ>>ニキビとストレスは関係があるの?場所や特徴は?あご頬頭皮背中洗顔
>>睡眠不足でニキビができるの?睡眠で治るのに必要な睡眠時間は?
>>肌のターンオーバー周期の正常化でニキビ跡対策!期間促進早める改善
このサイトでもニキビと食べ物の関係について取り上げることが多いですが、特定の食べ物とニキビの因果関係などは示されていません。
ですので、
- この食べ物を食べたらニキビは発生しない。
- この食べ物を食べたらニキビが発生する。
このようなことは言えなくて、あくまで、
といったようなニュアンスになってしまいます。
つまり、
ニキビが出来る原因の一つに「食べ物」が考えられる。
ということになります。
ニキビ予防のために食べ物が考えられる理由には主に7つあります。
- 皮脂の分泌を抑える
- 血流の改善による角化異常の予防
- 便秘の予防
- 乾燥予防
- 新陳代謝の促進
- 抗酸化作用
- ホルモンバランスの乱れを抑える
これらは、食事によって得られる栄養素をエネルギーにするため、これらの栄養素が不足するとニキビの原因ともなりうる皮脂の分泌や血流の悪化などが進んでしまいます。
これを踏まえると、食べ物が偏って栄養素も偏るとニキビが出来る原因になるという考えにもつながります。
ですので、食事は大切なポイントの一つとして考えられているのですね。
では、一体どういったものがニキビに効く、予防に有効だと考えられるのか?
その食べ物についてどのようなものがあるか見ていきましょう。
ニキビに効く食べ物にはどんなものがあるの?
先ほど上で見てもらったように、食べ物で出来るニキビ予防の主な7つに、
- 皮脂の分泌を抑える
- 血流の改善による角化異常の予防
- 便秘の予防
- 乾燥予防
- 新陳代謝の促進
- 抗酸化作用
- ホルモンバランスの乱れを抑える
これらを挙げましたが、それぞれについて、どういった栄養素が関わっていて、具体的にどんな食べ物がニキビに効く可能性があるのか?
ということについて見ていきましょう。
1.皮脂の分泌を抑える
【代表的な栄養素】ビタミンB1、B2、B6、C
- ビタミンB1:豚ヒレ肉、たらこ、うなぎ、いくら、青のりなど
- ビタミンB2:うなぎ、サバ、納豆、卵黄、牛肉など
- ビタミンB6:いわし、鮭、豆腐、にんにく、まぐろなど
- ビタミンC:ブロッコリー、ピーマン、ゆず、パセリ、レモンなど
2.血流の改善による角化異常の予防
【代表的な栄養素】ビタミンE、鉄分
- ビタミンE:かぼちゃ、すじこ、キャビア、ナッツ類、抹茶など
- 鉄分:いわし、にぼし、鶏レバー、豚レバー、卵黄など
3.便秘の予防
【代表的な栄養素】食物繊維、ビタミンC、乳酸菌
- 食物繊維:ゆでいんげん豆、にんにく、しそ、ごぼう、ひじきなど
- ビタミンC:ブロッコリー、ピーマン、ゆず、パセリ、レモンなど
- 乳酸菌:ヨーグルト、チーズ、キムチ、ライ麦パン、豆乳など
4.乾燥予防
【代表的な栄養素】ビタミンA、C、コラーゲン(タンパク質の多い食べ物)
- ビタミンA:鶏レバー、うなぎ、人参、モロヘイヤ、ニラなど
- ビタミンC:ブロッコリー、ピーマン、ゆず、パセリ、レモンなど
- コラーゲン:ゼラチン、ふかひれ、鶏肉、うなぎ、豚足、牛すじなど
5.新陳代謝の促進
【代表的な栄養素】ビタミンD、E、アスタキサンチン
- ビタミンD:あんこうのきも、しらす干し、いわし、さんま、鮭など
- ビタミンE:かぼちゃ、すじこ、キャビア、ナッツ類、抹茶など
- アスタキサンチン:イクラ、カニ、鮭、エビ
6.抗酸化作用
【代表的な栄養素】ビタミンC、E、亜鉛
- ビタミンC:ブロッコリー、ピーマン、ゆず、パセリ、レモンなど
- ビタミンE:かぼちゃ、すじこ、キャビア、ナッツ類、抹茶など
- 亜鉛:牡蠣、牛肉、、豚レバー、うなぎ、卵黄
7.ホルモンバランスの乱れを抑える
【代表的な栄養素】イソフラボン、ビタミンB6、E、パントテン酸
- イソフラボン:大豆、豆腐、納豆、みそ、しょうゆなど
- ビタミンB6:いわし、鮭、豆腐、にんにく、まぐろなど
- ビタミンE:かぼちゃ、すじこ、キャビア、ナッツ類、抹茶など
- パントテン酸:鶏レバー、うなぎ、いくら、干し椎茸、納豆など
それぞれのニキビに効く可能性の考えられる代表的な栄養素と食べ物について見ていただきましたが、もちろんこれ以外の栄養素の中でも重要なものはたくさんあります。
こう見ると、色々な食べ物をバランスよく食べることが本当に大切なことだとわかりますよね。
つぎは、これとは反対に
ニキビに悪いと考えられる食べ物
について見ていきましょう。
ニキビに悪い食べ物にはどんなものがあるの?
上ではニキビに効く食べ物として見てもらったのですが、それとは逆にどういった食べ物がニキビに悪い影響を及ぼすと考えられるのか?
これを知っておくことも、ニキビに効く食べ物を知ることと同じくらい重要ですので見ていきましょう。
つまり、先ほどの逆で、
- 皮脂の分泌を促す
- 血流の悪化
- 便秘
- 乾燥
- 新陳代謝の悪化
- 酸化作用
- ホルモンバランスの乱れ
これらの原因となりうる食べ物が、ニキビに悪い影響を与える可能性のある食べ物ということになりますね。
ニキビに悪い影響を与える可能性がある食べ物や栄養素には、次のようなものが考えられます。
これらの栄養素は摂ってはいけない栄養ではなく、
あまり偏り過ぎないようにしたい栄養素
という意味です。
こういった食べ物で代表的なものは、
糖質や脂質、肉類、炭水化物などは当然栄養素としては必要なのですが、こればかりに偏りすぎてしまうと皮脂の分泌が活発になったり、血流が悪くなったりしかねません。
また、ニキビだけでなく肌全体、もっと行くと色々な病気を引き起こしてしまう原因にもなりかねません。
これらの食べ物を食べただけで、すぐにニキビが出来るとは思えませんし、これらの食べ物がすべてが悪いということでもありません。
ただ、こういった食べ物を食べるのであれば、ほどほどに食べる程度で済ますことが望ましいですね。
あとがき
このように
- ニキビに良い食べ物
- ニキビに悪い食べ物
と具体的な食べ物の名前も出して見てきましたが、こういった具体的な食べ物を見てどのように感じましたか?
実際にこうやって眺めただけでは、おそらく
って感じで終わりだと思います。
多分、ほとんどの人がそうでしょう。
ここで言いたかったのは、こういった具体的に挙げた食べ物に注目することも大切ですが、やはりよく言われることですが、
バランスよく食べる。
ということを大切にして欲しいからです。
見てもらってもわかるように、本当に色んな食べ物が多岐にわたっていますし、しかもここで挙げた食べ物はほんの一部です。
家で食事を作る際にはいろんな食材を使ってもらいたいですし、外食がメインの人でも肉類や揚げ物、炭水化物ばかりではなく、魚や野菜、豆類、果物なども積極的に摂ってもらいたいからです。
また、せっかく摂った食べ物からの貴重な栄養素をきちんと吸収できないのは非常に効率が悪いので、腸内環境を整える意味でも「ヨーグルト」はとても便利です。
関連ページ>>便秘の時にヨーグルトはいつ食べればいい?食べ方やおすすめは?
- 本当にニキビを治したい。
- ニキビのできにくい体にしたい。
- キレイな肌にしたい。
と考えるのであれば、ニキビの原因の一つとして考えられる食事を避けて通るのは難しいです。
まずは、意識することからはじめましょう。
時間はかかるかもしれませんが、根本から改善していくためにも今の食生活を改めて見なおしてみるキッカケにしてくださいね。
生活習慣を変えるのはとても難しいので、保湿やクリームなどで外側からケアすることが大切です。
特に影響が出やすい「顎ニキビ」を参考にしてもらうと対策がしやすいので、こちらもぜひご覧になって早めの対策をしてくださいね。
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