背中のニキビはなかなか見えにくい部分でもあるので、自分で気づきにくい場所です。
そのために他人から指摘されたり、痛い、かゆいなどの違和感を感じないと気づかないことも多い場所です。
ですので、気づいた時には結構ひどいなんてこともよくある場所なので、治すのに時間がかかったりします。
背中のニキビも基本的には顔にできるニキビと同じように、毛穴の皮脂づまりが原因なのでキレイな状態を保つことが早く治す近道です。
背中の場合は洗顔などのように1日に何回もケアするような場所ではないですし、化粧水などでケアするといった認識もあまりないと思います。
ほとんどの人が
体をキレイに洗って必要であれば薬を塗る。
といったケアを考えているのではないでしょうか?
これは治し方としてはいいのですが、となると、
お風呂に入って背中を洗う際のニキビのケア
というのが重要になってきますよね。
背中をキレイに洗う時に外せないのは、
- 石鹸
- ボディタオル
- 洗い方
これらの要素は必ず関わってきます。
あなたは背中ニキビがなかなか治らないと悩んでいるのも、もしかしたら今まで行っていたケアは
こんな可能性もあります。
そこで、きちんと
背中ニキビを治すための正しい石鹸やボディタオルの選び方、洗い方
ということについてまとめました。
自分は大丈夫だと思っている人も、確認のためにも一度ご覧になって下さい。
背中ニキビの石鹸はどんなものを選ぶといいの?
背中ニキビをケアする上で外せないのは石鹸です。
石鹸の他にもボディソープを使っている人もいるでしょう。
ネット通販でもニキビ専用の石鹸ということで販売されている商品も数多くあり、そういった商品を使ってケアしている人もいると思います。
石鹸にも人によって「肌に合う、合わない」といったことがありますが、どんな石鹸を選べばいいのかというと、オススメは牛乳石鹸のような「固形石鹸」です。
固形石鹸はしっかりと汚れを落とすのに向いているので、肌に余計なものが残りません。
*余計なものというのは、保湿成分などとして配合されている油分などのことです。
ボディソープは背中ニキビケアには向かない。
背中を洗うときにボディソープを使っている人も多いと思います。
泡立てるのも簡単だし、洗いあがりもしっとりしているので気持ちが良いですね。
しかし、こと背中ニキビのケアにとってはボディソープはあまりオススメできません。
ボディソープは合成界面活性剤の濃度が高い物も多いので、必要以上に皮脂を洗い流してしまう可能性があるため、そうなると乾燥を招きやすくなってしまいます。
また皮脂を必要以上に失うと、外部刺激から守るコーティングの役割も失うことにもなるのでニキビが悪化する可能性も出てきます。
そして、しっとり感を出すために合成シリコンやその他の保湿成分(石油系油脂、動物性油脂、植物抽出エキス等)が添加されているものも多く、肌に残って油膜を貼ってニキビの原因になる場合もあるので、余計なものが少ない固形石鹸をオススメしているわけです。
背中ニキビの悩みでは口コミなどでも評判が良い、
薬用ニキビ専用石鹸「NonA(ノンエー)」
という固形石鹸があります。
ノンエーのようなニキビ専用固形石鹸だと、
- 泡立ちのキメが細かいので毛穴をきちんと洗える
- 余計なものが入っていない無添加の石鹸
- ヒアルロン酸などの保湿成分も含まれている
といったことから背中ニキビはもちろんですが、ニキビが気になる顔のケアや普段の洗顔などでも使える石鹸です。
このノンエー石鹸は
- ニキビを治す
- 肌の乾燥を防ぐ
といった効果も期待できます。
ニキビの原因は共通して、
なので、毛穴に詰まった皮脂を取り除いてあげる必要があります。
これだけなら他の石鹸などでもある程度効果は期待できますが、ノンエーはその上で乾燥を防いだりニキビの炎症を抑える成分も含まれているので、口コミなどでもニキビ対策の洗顔石鹸として評価が高いのですね。
お風呂では全身をこの石鹸で洗ってもいいくらいですね。
背中ニキビにやさしいボディタオルを選ぶポイントは?
石鹸は固形石鹸を用意してもらったあとは、次はボディタオルです。
タオルなんて別になんでも良いんじゃないの?
と思っているかもしれませんが、皮膚を傷つけてしまうようなボディタオルではニキビの悪化にも繋がる恐れがあります。
特に、
これを使っている場合は今すぐやめましょう。
ナイロンタオルやボディブラシはゴシゴシ洗うと、その擦れ具合が気持ちよくて痒いところも気持ちが良かったりきちんと洗えたような実感が得られるため、使っている人も多いと思います。
しかし、ナイロンタオルなどでゴシゴシ洗うと肌の表面を傷つけてしまい、肌のキメが整わなくなってくるため、だんだんと肌にダメージが蓄積して痛くなってしまいます。
もし、背中が乾燥して粉が吹いているようなら、ナイロンタオルによるダメージが原因の可能性もあるのでストップして下さい。
そして最悪の場合、
という、メラニン色素の沈着によって黒い斑点などが背中いっぱいに残ったりすることもあり、治すのはなかなか簡単ではいかなくなってしまいます。
背中のニキビが治っても、次はシミや乾燥肌に悩まされるなんて嫌ですよね。
ボディタオルは綿や絹を選ぼう。
では、どのようなボディタオルで洗えば良いのかというと、
絹や綿のボディタオル
これがベストです。
とにかく肌触りも優しく、背中を洗うためにはもってこいのボディタオルです。
綿や絹であればどんなものでもいいと思いますが、肌を優しく洗うことがポイントになります。
では、
固形石鹸と綿のボディタオルを使ってどのように洗っていけば良いのか?
ということで次は、
を抑えながら見ていきたいと思います。
背中ニキビの洗い方で注意する点は?
背中ニキビを治すために、洗い方には3つのポイントがあります。
- ゴシゴシ洗わず優しく洗う。
- 石鹸を泡立てる。
- きちんと洗い流す。
それでは順に見ていきましょう。
1.ゴシゴシ洗わず優しく洗う。
背中にニキビができると、どうしても気になってしまいます。
ですので、あなたも早く治そうとしてゴシゴシと洗ってしまった経験はないですか?
しっかりと洗うことは必要ですが、ゴシゴシと何度もボディタオルを往復させて洗うことは背中に刺激を与えている上に、必要以上に皮脂を取り除いている行為にほかなりません。
皮脂はそんなに何度もこすらなくても取れます。
2.石鹸を泡立てる。
洗い方としては石鹸を泡立てた後、数回優しく洗うくらいで大丈夫です。
この時、
石鹸ははじめにきちんと泡立てネットなどで泡立ててからボディタオルで洗う。
ここがポイントです。
ボディタオルに石鹸をつけながら泡立てると、石鹸の量が多すぎます。
量が多すぎると石鹸が背中に残ってしまうことにもつながります。
特に綿のボディタオルではあまり泡立ちが良くありません。
そのために綿のボディタオルの中で石鹸を泡立てようとしても難しいです。
また、泡立てることによって
が生まれます。
キメの細かさは毛穴の中まで洗うために必要なことで、ニキビの原因となる毛穴の皮脂づまりを洗うためにも必要なことなのです。
上でも紹介した「固形石鹸のノンエー」には専用の泡立てネットがついています。
これも、キメの細かい泡が毛穴の皮脂詰まりを洗い流すことをわかっているから付属としてついてくるのだと思います。
ちょっと細かいことですが、
泡立てのネットで石鹸を泡立てる。
泡をボディタオルにのせて馴染ませる。
体を優しく洗う。
この流れで準備してから背中を洗っていきましょう。
3.きちんと洗い流す。
固形石鹸と綿のボディタオルで洗うことができたら、石鹸の泡などはきちんと洗い流すことです。
石鹸が残ったりしているとそれが刺激へと変わり、背中ニキビに悪い影響を及ぼす可能性があります。
ですので、
洗うときにはまず頭から洗って下さい。
そして、身体を洗うようにしきちんと石鹸を洗い流しましょう。
これが逆になると、シャンプーやリンスなどが体に残る場合もあるからですね。
あとがき
このように背中のニキビケアは石鹸やボディタオル選び、洗い方が重要になってきます。
一度あなたが行っているスキンケアと照らしあわせて、確認してみてください。
状態にもよると思いますが、背中のニキビも一日二日ですぐ治るものではないと思うので、これを習慣づけて予防しながら治すような方向がいいですね。
また、背中は衣服や髪の毛などの外部刺激も多い場所なので、注意する点も多いです。
背中ニキビができる原因については別のページでも詳しくまとめているので、こちらも一度ご覧になって下さい。
関連ページ>>背中ニキビの原因は男女で違う?ストレスや食べ物は?治し方跡消す
>>背中ニキビの治し方や跡を消す方法は?皮膚科や薬が良いの?ケア治療
背中ニキビも顔と同じく、生活習慣の乱れも大きく関わっていると考えられます。
普段の生活においても、寝不足や食生活の偏りがないかといったことも振り返ってみてください。
生活習慣の乱れって、今すぐ改善しろって言われても難しいですよね。
でも、ちょっとでも意識することで変えれることもあると思います。
そんな気づきの手助けになるような記事を別のページにまとめています。
日々の生活が乱れてるな~、と思ったらこちらも参考にしてくださいね。
関連ページ>>ニキビの原因は食べ物が理由?ニキビに効く食べ物、悪い物とは?
>>睡眠不足でニキビができるの?睡眠で治るのに必要な睡眠時間は?
>>ニキビとストレスは関係があるの?場所や特徴は?
大人になってもしつこくできるニキビは、本当に嫌なものですね。
あなたのニキビが1日でも早く治るように、これらの知識が役立ってくれればと思います。