鼻の下や周りは、顔の「Tゾーン」と呼ばれる部分にあたり、思春期はもちろんのこと、大人になっても繰り返しできるので嫌になってきますね。
また、鼻は外からとても目立ちやすいので見た目も良くありませんし、いいことなんて一つもありません。
そんな鼻ニキビはとてもできやすいのですが、
何が原因でこんなにニキビができやすいのでしょうか?
その原因と治し方、そしてニキビ跡を治す方法にも触れていきたいと思います。
また、鼻の先が「赤い」「痛い」といった場合もあると思いますが、あれは一体どういったことが起こっているのか?
ニキビ扱いなのかということも疑問ですので、こちらについても触れてみました。
鼻の下や周りにニキビができる原因とは?
鼻の下や周りにはにきびができやすいと感じる人はたくさんいると思いますが、どうして鼻や周りにニキビができやすいのか?
その原因についてまとめました。
- 皮脂の分泌が非常に多い。
- 毛穴が深く汚れもたまりやすい。
- 紫外線が当たりやすい。
- 手で触れやすい。
こういったことに身に覚えがないですか?
鼻の周りって夕方になったらベタベタしたり、ムズムズしたら触りやすい場所でもあるので、ニキビの引き金になっちゃうことがあるんですね。
では、それぞれにちょっと詳しく見ていきましょう。
皮脂の分泌が非常に多い。
顔のTゾーンと呼ばれる場所で、おでこと同じく
皮脂の分泌量が非常に多い。
鼻の頭とか周りは、夕方になったらもうベタベタしたりしていて、脂とり紙で抑えたりすることも多いですよね。
女性の場合は化粧崩れも気になったりしやすい場所だと思います。
思春期の時は、おでこニキビの原因と同じく「成長ホルモンが過剰な分泌をしている」ため、皮脂量も多くなりニキビができやすくなります。
だから思春期の時も、大人になってからもニキビができやすい場所の一つなんです。
大人になってからでも、鼻の頭や周りは皮脂量は多い場所なのでどうしてもニキビができやすくなってしまうんです。
毛穴が深く汚れもたまりやすい。
ニキビの原因は皮脂が毛穴に詰まって出来ることがそもそもの原因の一つです。
ですので、毛穴が深いため皮脂も溜まりやすく、穴が塞がってしまうことも多いためニキビも自然とできやすくなってしまいます。
紫外線が当たりやすい。
鼻の先は尖っているため、真っ先に紫外線が当たりやすい場所の一つです。
紫外線に当たることで肌が刺激を受けたり、乾燥を招いたりする可能性もあるため、ニキビやニキビ跡の原因に繋がる場合もあります。
紫外線を浴びすぎると、肌の修復を急ごうとする指令が脳から出されて、肌のターンオーバーが促進されどんどんと未熟な細胞が作られてしまい、結果的に肌荒れや乾燥を招く場合があります。
逆に紫外線から身を守るため、肌を厚くしようといった指令が脳から出されると、古い角質が厚くなって皮脂が溜まってニキビになったりする可能性もあります。
あまりキツイ紫外線に当たり続けるのは、ニキビもそうですが肌の状態にもよくないので、適度に浴びるくらいにとどめておくのが賢明でしょうね。
手で触れやすい。
鏡ですぐに目に入る部分でもあるし、テカったり痒くなったり、メガネがあたったり鼻を触るのが癖になっている人もいたりしますね。
そのため手についた汚れが移ったり汚れが溜まったりすることがニキビの原因になる場合もあります。
鼻の下やその周りにニキビができやすいのは、このように「鼻という場所特有の原因」もあることがわかると思います。
では、そんな鼻のニキビを治すためにはどのような事が必要なのか?
次に
鼻の下や周りにできるニキビの治し方
これについて見ていきましょう。
鼻の下や周りにできるニキビの治し方とは?
鼻の下や周りにニキビが出来る原因は先に説明したようなことですが、この原因を取り除いてあげることが鼻のニキビを治すことに必要ですね。
その上で、鼻の下や周りにできるニキビの治し方で、重要なポイントは3つあります。
- こまめに皮脂を取り除く。
- 洗顔の仕方に気をつける。
- 外部刺激を極力無くす。
上で説明したことも含み、これらが重要になってきます。
1.こまめに皮脂を取り除く。
日中も皮脂の分泌が盛んなのでテカったりベトベトしてきます。
こういった皮脂は放っておくと酸化したり雑菌が繁殖する温床となったり、毛穴が詰まる原因にもなるので、気になる皮脂は油取り紙でこまめに皮脂をとれば大丈夫だと思います。
*油取り紙程度では取り過ぎにならない。
ティッシュは繊維が肌に残って刺激になるのでダメ。
2.洗顔の仕方に気をつける。
洗顔の仕方ですが、とにかくゴシゴシとこすったりするのはダメです。
そして洗顔のやり過ぎもいけません。
それは、どちらも必要な皮脂まで落としかねないからに他なりません。
また、肌を傷つける原因にもなります。
洗顔の際には洗顔フォームなどは使う必要はなく、固形石鹸で洗うようにしましょう。
固形石鹸は余分な成分が入っておらず、余分な皮脂を落とすためには最適の石鹸なので鼻のニキビを治すのには持って来いです。
鼻の周りのニキビ対策に
石鹸に関しては背中ニキビの悩みの際にも紹介し、口コミなどでも評判が良い、
薬用ニキビ専用石鹸「NonA(ノンエー)」
という固形石鹸がオススメです。
泡立ちのキメが細かいので毛穴をきちんと洗えることと、余計なものが入っていない無添加の石鹸でヒアルロン酸などの保湿成分も含まれていることから、普段の洗顔はもちろん体全体にも使える石鹸です。
こういった石鹸を活用し、指の腹で優しく撫でるような感じで洗うのがコツです。
そしてタオルで拭く際も、ゴシゴシせずそっと水分を取るような感じで拭くくらいで大丈夫です。
洗顔って意外と大切で、洗顔の仕方1つでニキビや乾燥の引き金になってしまうこともあるんですね。
また、石鹸選びも結構気を配りたいポイントだったりします。
もし、
→「洗顔がうまくできないな~。」
とか
→「石鹸って何使ったらニキビに良いんだろ・・・。」
って思っているのなら、こちらでその疑問解消のための
洗顔せっけんの選び方や洗顔方法について。
これをまとめているので、併せてごらんになって下さいね。
関連ページ
3.外部刺激を極力無くす。
→ 紫外線を浴び過ぎたり、
→ 過剰に手で触れたりしない
そして、先ほどの洗顔の際にも書いたように
→ 指の腹で洗い優しく拭く
といったことも外部刺激を減らす意味もあります。
そんな鼻の周りのニキビですが、実は「おでこニキビの治し方」と同じような部分も多くあります。
ニキビ跡の対策にも参考になることが多いので、よければこちらもご覧になって下さい。
関連ページ
では次に、
鼻のニキビ跡の治し方について見ていきましょう。
鼻ニキビ跡の治し方は?
鼻の下や周りにできるニキビ跡は、クレーター型の凹凸になったニキビ跡になっている人も多いと思います。
この状態になると、完全にこのニキビ跡を消すことは難しいと考えられていますが、
- 赤みが残るタイプ
- シミが残るタイプ
こういったニキビ跡には、肌のターンオーバー(新陳代謝)が重要になります。
肌のターンオーバーは早すぎても遅すぎてもダメで、きちんとした周期で正常な状態で肌の細胞が再生できるように整える必要があります。
肌の再生が早すぎると未熟なままの肌が表に現れたり、遅すぎると外部刺激から守り切れなくなっちゃうんですね。
そうは言われても、自分でコントロールなんてできないし難しいと思います。
では、そのためには何をすれば良いのか?
それは別のページで詳しくまとめています。
ニキビ跡が気になる人は是非ご覧になって下さい。
こちらで簡単に言うと、肌のターンオーバーを正常にするには、
これが何よりも重要な事です。
生活習慣の乱れを正すことは、
という事が考えられています。
だから絶対に必要なことなんですね。
生活習慣の乱れとは
- 食生活の乱れ
- 睡眠不足
- ストレス
これらの3つについて言われています。
凹凸のニキビ跡に関しても、肌のターンオーバーというのは深くかかわってくるので、おろそかにして良い事ではありません。
その凹凸のニキビ跡は自分で完全に治すのは難しいので、皮膚科にいって治療してもらうことも必要になる事も考えておく必要があります。
あとがき
鼻のニキビはTゾーンに位置する場所で、皮脂の分泌も多くニキビができやすい場所です。
油断しているとすぐにできてしまう場所なので注意が必要ですし、ニキビが出来るとどうしても気になってしまう部分でもあります。
ニキビが出来てしまったらあまりさわったり無理に潰したりして、跡が残らないようにグッとこらえて、次はニキビが出来ないようにしっかりと予防してあげることが大切なことですね。
あと、鼻の頭が「赤い」「痛い」といったように膨らんだ状態のものができる場合があります。
そこまでいくとニキビが炎症を起こしてしまっている可能性があり、その場合には刺激を与えないことが大切です。
特に洗顔の際に、洗顔フォームを使いすぎていたりゴシゴシこすったりするのは逆効果です。
優しく清潔に洗顔を行うようにしてくださいね。
まずは正しい洗顔方法をして、鼻の周りを清潔な状態にすることから始めるのが近道だと思いますよ。