思春期の時はおでこや眉間、こめかみあたりや鼻の周りといった、いわゆる、
Tゾーン
この部分にニキビができやすいですが、大人になってもなかなか治らずに繰り返しできる場合があります。
では、
どうしておでこのニキビがなかなか治らないのか?
それには、あなたの普段の生活の中に原因があるのかもしれないのです。
この原因を踏まえて、
についてまとめました。
おでこニキビがなかなか治らない理由は?
思春期の時にはおでこにはニキビができやすい。
ということを、以前おでこニキビの原因を探る上で説明しました。
その理由は簡単にまとめると
成長期のホルモン分泌が過剰になって、皮脂も過剰に出てしまうから。
ということでした。
詳しい内容はこちらをご覧になってくださいね。
関連ページ>>おでこニキビの原因は大人と思春期で違うの?男女では?眉間こめかみ
大人の場合と思春期の場合ではちょっと原因が違う部分がありますが、思春期の場合放っておけば治ってくることも多いのに対して、大人の場合はなかなか治らない場合があります。
それは、一体なぜなんでしょうか?
実は、おでこという部分は
であるため、ホルモンバランスが乱れたりすると出来やすい場所なんですね。
それに加えて、外部刺激が原因になることも多い箇所です。
- シャンプーやリンスの洗い残し
- 洗顔、整髪料の洗い残し
- 汗の拭き忘れ
- 紫外線
- 髪の毛による刺激
- 洗顔のしすぎ
気になる点が多いですよね。
こういったことが原因でできる可能性があるので、あなたが気づいていないと、いつまでたっても治らないことになってしまいます。
もし、なかなか治らないと感じているなら一度、外部刺激に注意して数日様子を見て下さい。
それでニキビが治れば、原因は外部刺激の可能性が高いので、今後気をつければ出来たとしてもすぐに対応できるはずです。
もし、それでも治らない場合には生活習慣の乱れなどの原因も考えられるので、日常生活を一度見なおしてみましょう。
生活習慣の乱れとは
- 食生活の乱れ
- 睡眠不足
- ストレス
この3つが主な原因として挙げられます。
- 外食ばっかりできちんと食べてないな~。
- いつも眠たい感じがする。
- 最近ストレスばっかり溜まっている!
こんなふうに何かしら感じるところがあるのなら、それがおでこニキビの原因になっているのかも。
生活習慣の乱れって、今すぐ改善しろって言われても難しいですよね。
でも、ちょっとでも意識することで変えれることもあると思います。
そんな気づきの手助けになるような記事を別のページにまとめています。
日々の生活が乱れてるな~、と思ったらこちらも参考にしてくださいね。
関連ページ>>ニキビの原因は食べ物が理由?ニキビに効く食べ物、悪い物とは?
>>睡眠不足でニキビができるの?睡眠で治るのに必要な睡眠時間は?
>>ニキビとストレスは関係があるの?場所や特徴は?
おでこニキビの治し方は?
おでこニキビの治し方は上でも説明したように、まずは原因と考えられる外部刺激について注意してみましょう。
大人はもちろんのこと、思春期でもこれらの刺激には注意しておきたいですね。
それと、生活習慣についても見なおすことで、根本的なニキビの原因をなくしていく取り組みも大切です。
おでこは医学的には頭皮の一部とされているので、洗顔の後はとくに化粧水や美容液などは必要ないと思われます。
ただ、ニキビが気になるからキレイにしておかないといけないといった心配が、
これを招く場合があります。
余計な皮脂は取り除きたいですが、必要な皮脂まで取り除いてしまうと乾燥を助長してしまうのでかえって逆効果です。
気になる皮脂は、油取り紙でこまめに皮脂をとれば大丈夫だと思います。
*油取り紙程度では取り過ぎにならない。ティッシュは繊維が肌に残って刺激になる可能性もあるのでオススメではありません。
洗顔って意外と大切で、洗顔の仕方1つでニキビや乾燥の引き金になってしまうこともあるんですね。
また、石鹸選びも結構気を配りたいポイントだったりします。
もし、
「洗顔がうまくできないな~。」
とか
「石鹸って何使ったらニキビに良いんだろ・・・。」
って思っているのなら、こちらでその疑問解消のための
洗顔せっけんの選び方や洗顔方法について。
これをまとめているので、併せてごらんになって下さいね。
関連ページ
他にも寝る時もうつ伏せではなく仰向けに、枕なども清潔な状態を常に保てるようにしましょう。
そうは言っても、
- 自分だけではちょっと不安。
- 本当にこのニキビケア方法であっているのかわからない。
といった方は一度皮膚科に行って、専門家のアドバイスを貰うことも治す方法の一つです。
と感じるかもしれませんが、ニキビも
「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざしょう)」
という病名が付いているように皮膚疾患の一つですし、ニキビ外来も増えてきています。
専門家からアドバイスを貰うことで安心できるのであればストレスも多少減ると思うし、安心してニキビケアできるメリットもあります。
余計な皮脂について
あなたは、ちょっと疑問に思わないですか。
どうして余計な皮脂はこまめに取らないといけないのか?
ここでちょっと補足として入れておきますね。
皮脂が表に出るのは「保湿」のために一役買っています。
つまり、あなたのお肌を守ってくれているのですね。
ですので、皮脂は必要なんです。
ただ、これを放置していると皮脂が酸化したり、雑菌が繁殖するため肌の刺激物と変わってしまう可能性があるので、そのために油取り紙などで
「余分な皮脂をとってくださいね。」
ということなんです。
先ほど触れた
「洗顔のしすぎ」
というのは、皮脂を完全に取り除こうとする行為なので、皮脂がないと外からの刺激からガードできないし、保湿もままなりません。
となると、肌の中では
こんな命令が下されて、どんどん皮脂が分泌されます。
これをまた洗顔で取り除いたりすると、皮脂がどんどん過剰になっちゃうんですね。
だから、これが原因でニキビが治らない悪循環にハマってしまいかねないんです。
なので、極端な話別に洗顔料を使わなくても、ぬるま湯(32~35℃)ですすぐくらいで汚れた皮脂はある程度落ちます。
おでこのニキビがなかなか治らないと悩んでいるなら、朝だけでも思い切って洗顔料は使わないで、ぬるま湯ですすぐくらいで洗顔してみるのもいいと思います。
おでこのニキビ跡の治し方は?
おでこのニキビの場合は、「顎やフェイスラインのニキビに比べると早く治りやすいニキビ」なので、ニキビ跡で陥没になるような跡が残るのはあまり聞かないですね。
ニキビ跡を治したいのなら、当然新しくニキビを作らないようにしないといけませんね。
それがまた新しいニキビ跡になる可能性もあるので、まずは今おでこのニキビがある場合はそれをキチンと治してからになります。
すでに見ていただいたように、外部刺激になるようなものは全て取り除いて余計な皮脂などもこまめに取りながら、肌のターンオーバーを正常にできる状態にすることが何より必要です。
その上で、おでこのニキビ跡には、
- 赤みが残るタイプ
- シミが残るタイプ
この2つのパターンがほとんどだと思います。
ニキビ跡の治し方としては、
これを主に使って取り組んでいくことが近道とされています。
また、紫外線を浴び続けるとニキビ跡も消えにくくなってしまうので注意が必要です。
とにかくニキビ跡はそんなにすぐには治りません。
ニキビ跡の程度によって数ヶ月から数年単位で見ていく必要も出てくるので、すぐに治らないと言った認識を持って根気よくスキンケアしていくものだと考えましょう。
あとがき
大人の場合は、おでこのニキビは顎やフェイスラインにできるニキビに比べると、まだ治りやすいですしできにくいニキビです。
とは言え様々な刺激を受けやすいので、出来てしまった場合には何がいけなかったのか原因を取り除いていくことも必要ですね。
特にシャンプーや洗顔料の洗い残しは意外と多いです。夜は気をつけているけど、朝の忙しい時などに簡単に洗い流しているといった方は要注意ですね。