便秘になるとお腹が張ったり痛くなったりして、大変な状態になる方もおられると思います。
そんな便秘予防のために、食べ物や飲み物に注意した食生活を送っていくことは大切ですね。
その食べ物の中には、さまざまな便秘予防、解消のために良いと言われている物がありますが、その中でも特に有名なものが、
ヨーグルト
ヨーグルトは乳酸菌が豊富で腸内環境を整えて、便の質を上げることや腸の蠕動運動を活発にし排便をスムーズに行うためにもその効果は期待されています。
実際に便秘にヨーグルトを食べている人も多いと思いますが、もっと効果的に食べるためには
- 便秘の時にヨーグルトはいつ食べればいいのか?
- 便秘に効くヨーグルトの食べ方やおすすめの種類は?
といったことも頭に入れておくと、より期待できる部分が多くなるのではないかと考えられています。
では、
どのようにして、ヨーグルトを食べていけば良いのか?
今回は、そんな便秘とヨーグルトの関係についてまとめました。
便秘の時にヨーグルトはいつ食べればいいの?
便秘の時にヨーグルトを食べている方も多いと思いますが、
朝、夜、寝る前など、いつ食べるのがいいのか?
ということを考えると期待できる部分も多いと思います。
ヨーグルトを食べている人の中には、朝食として食べている人も多いとおもいますし、これくらいの量で昼間でもつ人も多いでしょう。
だから、答えは朝だと思われがちですが、実はヨーグルトは
というように考えられています。
というのも、
にかけて腸内が活発に動く時間だとされており、この時間の2~3時間前、
この時間帯にヨーグルトを食べると、効果的にヨーグルトが便秘に働きかけてくれるということですね。
毎朝ヨーグルトを食べているけどあまり効かないな~、と思っている人は夜寝る前の時間帯に変更してみましょう。
空腹時にヨーグルトを食べるとせっかくの乳酸菌が胃酸に溶かされるため、うまく活かすことができません。
なので、夕食後に食べるのがベストです。
便秘に効くヨーグルトの食べ方は?
便秘に効くようなヨーグルトの食べ方には、上で見てもらったようにいつ食べるのかというのも一つのポイントですね。
このように、他にも便秘の時のヨーグルトの食べ方にはポイントがあって、
- いつ食べるのか?
- 量はどのくらい?
- どうやって食べる?
- ヨーグルトの種類は?
- どのくらいの期間が必要?
このような抑えておきたい項目がいくつかあります。
では、それぞれについてどうすればいいのか具体的に見ていきましょう。
1.いつ食べるのか?
上で見てもらったように、夜寝る前に食べるようにしてみましょう。
だいたい、この辺りに時間に合わせてみてください。
2.量はどのくらい?
ヨーグルトを食べる量ですが、
便秘をスッキリさせるために期待が持てる量がこのくらいだと言われていますが、ビヒダスがちょうど400gなのでこの半分の量になります。
200gというと、とても量が多く感じますが、食べ切れそうでなかったらもう少し量は減らして良いと思います。
3.どうやって食べる?
ヨーグルトは基本的にはプレーンで砂糖が入っていないものがいいですね。
200g摂るということでカロリーが気になる方もいるでしょうし、しかも寝る前なので糖分は避けましょう。
もし、プレーンだと味気がなく食べにくいというのであれば、砂糖ではなく蜂蜜をかけるのがいいですね。
蜂蜜は砂糖に比べカロリーも少なく、オリゴ糖が含まれているため腸内の善玉菌の餌になり、美肌効果やコレステロール減少など様々な効果が期待できる食べ物なので合わせやすいです。
また、オリーブオイルも便秘解消に期待が持てるので、これを入れるのもいいですね。
オリーブオイルで便秘解消!>>便秘解消にオリーブオイル?いつ飲むの?その飲み方は?効かない時は?
オリーブオイルが便秘解消に効果が期待できる理由は、
という「不飽和脂肪酸」にポイントがあります。
このオレイン酸は、
ということがわかっており、
オリーブオイルを摂ることで大腸までその成分が行き届くので、腸の刺激になり排便を促すといった作用が期待できるわけです。
また、オリーブオイルの脂分によって便が滑りやすくなり、スムーズな排便を促す作用も期待できるというわけなんですね。
この他には、果物類で
食物繊維が豊富で、こちらも便秘解消に期待が持てます。
他にも便秘解消に効果が期待できるものはたくさんあるので、こちらの記事を参考にいろいろ探してみて下さいね。⇒便秘解消の食べ物や即効性が期待できる食品は?
4.ヨーグルトの種類は?
ヨーグルトに含まれる乳酸菌にもたくさんの種類があって、
- 「ビフィズス菌」
- 「ガセリ菌」
- 「BE80菌」
- 「ブルガリア菌」
- 「クレモリス菌」
- 「LGG菌」
- 「乳酸菌シロタ株」
- 「ラブレ菌」
他にもまだまだありますが、便秘解消のためにはこういった乳酸菌が含まれたヨーグルトの種類の人気が高いですね。
具体的にどういったヨーグルトがあるのかは後述します。
「R-1」や「LG21」と言ったヨーグルトもありますが、これらはどちらかと言うと風邪やインフルエンザ、コレステロール低下などを目的とした人が食べるのに向いていると考えられています。
乳酸菌の種類によっても、その効果は様々違うようですね。
5.どのくらいの期間が必要?
まずは、およそ1週間~10日ほどは同じ種類のヨーグルトを食べてみて、便秘解消に繋がるようであれば続けてもらうのが良いと思います。
この位の期間試しても何も変化がない場合は、乳酸菌の種類が合わないといったことも考えられます。もし、何も変化がなければ少し種類を変えて試すという方法が良いでしょう。
便秘に効くヨーグルトのおすすめは?
ヨーグルトにはたくさんの種類があるということについて触れましたが、便秘解消にオススメの乳酸菌が含まれている商品はどういうものなのか具体的に挙げてみます。
- 森永ビヒダス「ビフィズス菌」
- グリコ乳業朝食プロバイオティクスヨーグルト「ビフィズス菌BifiX」
- 雪印ナチュレ「ガセリ菌」
- ダノンビオ「BE80菌」
- 明治ブルガリアヨーグルト「ブルガリア菌」
- フジッコのカスピ海ヨーグルト「クレモリス菌」
- タカナシ乳業おなかへGG!「LGG菌」
これらの商品の中で有名なものは近くのスーパーで販売されていると思いますが、中には取り扱っていない店もあるでしょう。
まずは近くで購入できるところを確認して、良さそうなものから手にとって試してみてください。
あとがき
ヨーグルトについては賛否両論あるようですが、食べて体に悪いということは考えにくいですし、乳酸菌が合う、合わないというのも食べてみないとわからない部分もあります。
とにかく何かを始めてみて成功したならそれでいいし、失敗しても自分には合わなかったということがわかるので、ある意味それはプラスになるでしょう。
その時には上で紹介したような乳酸菌サプリをつかったり、普段の食べ物や飲み物に注意したり、運動不足や睡眠不足を解消する方に力を入れたりなど、自分に合う方法を見つけ出す一歩に繋がります。
まずは今回まとめたこの記事を参考にして、はじめの一歩を踏み出してみてくださいね。
ヨーグルトを買うといっても価格もいくらかしますし、量が多いとしんどいという人も多いでしょう。
また、ヨーグルト自体あまり好きでない人や、カロリーが気になって躊躇してしまうという人もいるでしょう。
ヨーグルトが便秘解消に期待が持てるといっても、このようにいくつかのデメリットは有ります。
そこでヨーグルトの代替品、もしくはそれ以上の効果が期待できるものが
といった方法です。
乳酸菌サプリのメリットは、便秘解消に期待が持てることの他にもヨーグルトのデメリットであった、
- 量を取らなくていい。
- 飲むだけでいいので時間がかからない。
- ヨーグルトが嫌いでも大丈夫。
- カロリーが低い。
- 一日分、一粒換算すると低コストで済む。
- 乳酸菌の量が多い
といったように、ヨーグルトが苦手、何かしら抵抗を感じる人でも手軽に試せるところに人気があります。
オススメの乳酸菌についてはこちらの記事でまとめているので、興味のある方は是非参考にして下さい。