乾燥肌の悩みを抱えている方にとって、スキンケアは大切ですよね。
しかし、いつまでたっても乾燥肌が良くならない方も多いようです。
あなたがきちんと行っていると思っているそのスキンケア方法は、果たして本当に正しい方法で出来ているでしょうか?
間違ったスキンケア方法だと、いつまでたっても乾燥肌が良くならないばかりか、かえって悪化させている場合もあるかもしれません。
ここでは、そんなあなたのための
についてまとめました。
また、乾燥肌によるニキビや敏感肌についてのスキンケアや、口コミでもオススメの化粧品などについても含めまとめたのでご覧ください。
乾燥肌のスキンケア方法はどうすればいいの?
まずはじめに、乾燥肌のスキンケア方法で良く間違ってしまうのが、
だという勘違いをしていることにあります。
確かに化粧水で肌の表面は潤うので、保湿した気分になりがちですが、これは単に一時的に肌の表面が潤っただけで、すぐに水分は蒸発してしまうため、肌の潤いという部分ではほとんど意味がありません。
ですので、きちんとしたスキンケアを行うためには、
『肌の表面だけでなく、肌の内側から水分を離さないようにするスキンケア。』
ということが大切になってきます。
・アミノ酸や尿素などの天然保湿因子(16~17%)
・皮脂(2~3%)
この()内の%は、角質内の水分を保つ力の割合になります。
これを見てもわかるように、
『保湿のカギを握っているのはセラミドなどの角質細胞間脂質』
だということがわかります。
ですので、乾燥肌のスキンケアでは、このセラミドを多く含む化粧品などを中心に進めていくのが近道と呼ばれる理由です。
私のオススメは、
リ・ダーマラボ 『モイストゲルプラス』
@コスメなどの口コミサイトを見ても、2,000件以上と圧倒的に口コミ数が多く評価も高いですね。
保水力の高い成分として必要だと考えられる、
- 水分を挟み込む「セラミド」
- 水分を掴む「天然保水因子(アミノ酸や尿素など)」
- 水分を抱え込む「ヒアルロン酸」など
この3つの成分すべて入っているのが、「モイストゲルプラス」です。
私も実際に使いましたが、1プッシュでも十分なくらい伸びがよく保湿力が高いのに、スッと肌に馴染んでくれるので使用感が良かったと感じました。
また、刺激も全くないといって良いほどやさしいので、敏感肌になって化粧品が使えない人でも大丈夫だと思います。
というのを目指すために作られたスキンケア化粧品ですね。
最初はお試しコースだと半額で試せて、気に入らなければ全額返金保証制度もあるので始めやすいと思いますよ。
化粧品を選ぶ際には、このようなセラミド配合のものを選んでいくのがオススメです。
乾燥肌のスキンケア方法
ここで化粧品選びがわかったところで、次の段階の
「スキンケア方法」
ですが、基本的にやってはいけないのが、
- こする
- たたく
- 引っ張る
- 強いマッサージ
あなたの顔の状態を見て、赤ら顔になっているようなら炎症を起こしそこから乾燥につながっている可能性もあるため、コットンなどで強くこすり過ぎたりするのではなく優しく肌をいたわるような感じでスキンケアすることが大切ですね。
洗顔する
洗顔はぬるま湯(32~35℃くらい)であまりゴシゴシこすらずに洗いましょう。
また、普通は洗顔の際には肌の汚れをしっかりと落とすことが求められますが、乾燥肌の場合は朝は軽くぬるま湯で洗う程度で、夜に気になるところを固形石鹸で洗うようにするといいと思います。
この場合、洗顔用の固形石鹸がオススメです。
洗顔の時間はあまりかけないようにしましょう。
そして、洗顔後は時間の間隔を空けず、直ぐに水を拭き取るようにしましょう。
化粧水をつける
化粧水をつけるときに注意したいのが、
「コットンによる摩擦」
コットンの摩擦でお肌を痛めてしまう可能性があるため、コットンに化粧水をたっぷりつけて摩擦が起こらないようにしてから、顔の中心から外側に向けて、細かい部分まで顔になじませていきましょう。
化粧水についてはこちらも参考にどうぞ。
関連ページ
美容液をつける
美容液をつける際には、中指と薬指を使って顔になじませていくといいでしょう。
また、乾燥が特に気になる部分には惜しみなく美容液を重ねづけすると効果がさらに期待できると思います。
間違った乾燥肌のスキンケア方法
先ほど乾燥肌のスキンケア方法について見ていただきましたが、次は、逆にオススメ出来ない
あなたはこんなスキンケア方法をしていないでしょうか?
- 化粧水を時間をかけてタップリとつけている。
- シートマスクで肌に浸透させている
- しっかりと長い時間洗顔している
- 熱いお湯で洗顔している
- 洗顔後タオルでゴシゴシ顔を拭いている
- 化粧水だけしかつけていない
- 水分を浸透させるためにパッティング回数が多い
主にスキンケアでこれらの内のどれかをされている方が多いと思われます。
これらの間違った乾燥肌対策のスキンケア方法の多くに共通するのは、
乾燥するとシワになる。
だから、化粧水をたっぷりつけてお肌の潤いを戻してあげれば、乾燥肌は治るんじゃないの?
この思い込みが生んでいるものだと思います。
いわゆるこれが世間の常識として根付いていますが、お肌の乾燥はスポンジのようにどんどん水分を吸収するのではなくて、
「受け皿」
のように考える必要があります。
大きな受け皿にはたくさんの水が入りますが、小さな受け皿には水が少ししか入りません。
乾燥肌の人は、この「受け皿」の大きさや数が減少している事に原因があります。
ですので、受け皿が小さいのに水分をどんどん与えても、お肌の中ではその水分は保持しきれません。
乾燥肌のスキンケア方法としては、化粧水などで水分をたっぷり与えるのではなくて「受け皿」の方を大きく、そして、多くしてあげることが大切になってきます。
その役割が上でも触れたセラミドを始めとする保湿成分です。
と思われますが、化粧水の役割は
- 肌のみずみずしさを整える。
- 清涼感がある。
- ビタミンC誘導体入の化粧水などで美白、毛穴の引き締め目的で使う。
主にこのような意味を持っていると考えられるので、乾燥肌対策としては必要不可欠というわけでもないということです。
また、これらのスキンケア方法では乾燥肌をより進行させてしまう可能性があるため、もし、あなたが気づかれたら止めておくことをオススメします。
乾燥肌によるニキビのスキンケアはどうすればいいの?
ニキビになるのは脂性肌の人が多いと思われがちですが、実は乾燥肌でもニキビになる可能性は十分にあります。
乾燥肌のニキビの場合には、
「角質のターンオーバー異常による毛穴のつまり」
というのが主な原因だと考えられていますが、乾燥肌の場合だけでなくニキビが出来る原因は様々考えられます。
ですので、食生活や生活習慣の乱れなど直す所はたくさんあるかと思いますが、ここでは乾燥肌によるニキビのスキンケアという面で見て行きたいと思います。
乾燥肌によるニキビのスキンケアのポイントとしては、
「油分を控える」
ということになります。
ですので、あまり油分の多いオイルやクリームは、ニキビを悪化させる原因にもなりかねません。
かといって、化粧水だけだとお肌がさらに乾燥するためこれもいけません。
化粧品の中にはニキビを悪化させてしまうようなものもあり、乾燥肌のニキビの場合には特に注意が必要となるため、
「ノンコメドジェニック」
と表示されている化粧品が一つの目安として購入しやすいものとされています。
そんなノンコメドジェニック化粧品で評価が高いのが、
【ルナメアAC】
富士フィルムがほこるニキビケア化粧品ですが、これほど長く愛されて評価の高いニキビケア用品はなかなか無いですね。
大手製薬会社のノンコメドジェニックテスト済みで、ラインで使えるため安心できる部分も非常に大きいです。
また、乾燥肌によるニキビ用ジェルとしてかなり人気が高いのが『メルライン』と呼ばれるニキビケア商品です。
|
発売当初は売り切れが続出したため生産が追いつかなかったほどで、今でも高い人気を誇っていますし、180日間の返金保証があったり、厚生労働省承認済みの医薬部外品ということもあり安心できる要素も多いです。
乾燥肌によるニキビは、あごやフェイスラインを中心とした部分にできやすくなっているので、この部分のニキビに悩まされている方にはいいかもしれませんね。
*補足ですが、化粧水を使う際にはビタミンC誘導体が入った物を選ぶとニキビ予防にも効果が期待できるので購入の際にはポイントとして覚えておくといいと思います。
乾燥肌による敏感肌のスキンケアはどうすればいいの?
乾燥肌の時には感覚が鋭くなってしまうため、刺激を感じやすくなりますよね。
だから、刺激の少ない化粧品でスキンケアをしていくことになると思います。
例えば配合がシンプルなものや、化粧品自体をあまり使わないということになりますし、アルコールやビタミンC誘導体などは敏感肌の人にとっては刺激になる可能性もあるため、この場合は避けておいたほうがいいかもしれません。
上で紹介したルナメアACやメルラインは敏感肌の人でも安心して使用ができている口コミも多いので、「乾燥肌+敏感肌+ニキビ」と言った人には向いていると思います。
敏感肌の場合でもやはり保湿は重要な要素になってくるので、基本は乾燥肌のスキンケア方法を行いつつ、なるべく刺激を与えないということに努める必要がありますね。
あとがき
乾燥肌のスキンケア方法として大切なのは、当然保湿をきちんと行うことなのですが、そのためにはやはり正しいスキンケア方法というのが求められます。
あなたが良かれと思ってやっていることが、実は逆に乾燥肌を招いていたなんてことにもなりかねません。
- 「いつも念入りに化粧水もしているのにどうしてこんなに乾燥するの?」
- 「こんな高い化粧品を使っているのに全く効果がない。」
- 「毎朝鏡で顔を見るのが嫌になる。」
こんなふうに悩まれている方も多いと思いますが、
肌トラブルが起こったのでスキンケアをする。
効果があまり見られず、さらに念入りにスキンケアをする。
いろんな化粧品に手を出す。
さらに肌トラブルが悪化する。
こんな悪循環に陥るような可能性も十分あります。
洗顔も化粧水もやり過ぎるとかえって悪くなることがあるので、あまり焦りすぎないようにケアすることも大切なのだと思います。
自分にあった化粧品を使い、正しいスキンケア方法であなたの乾燥肌が改善されるようになれればいいですね。
化粧品以外での乾燥肌対策は、こちらを参考にしてくださいね。
そして冬場は乾燥肌についての悩みが非常に大きくなりますよね。
そんな乾燥肌には室温や湿度管理が非常に大切になりますが、その対策のための加湿器や暖房器具、そして乾燥肌対策などたくさんの記事をまとめています。
スキンケアはもちろん、暖房器具や加湿器の面からもいろんなアプローチができると思うので、ぜひ参考にしてください!