私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
しらを切る
この言葉の意味をご存知でしょうか?
あー、ここに置いてあった僕のパン食べたのうさぎさんだろ!
いや、僕は食べてないよ。
しらを切ろうたってそうはいかないよ!だってカビだらけで捨てようとしてたやつだよ?大丈夫なの?
嘘だろ?食べちゃったよ、やばいよ…。
ああ嘘だよ!マヌケは見つかったけどね。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「しらを切る」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文、読み方などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
しらを切るの意味とは?
しらを切るとは、
このような意味があります。
しらを切るの語源
しらを切るの語源には、「白(しら)」を切ると書きます。
「しら」は何もない、関係ないことを表し、「知らない」という意味の略になります。
「切る」は目立つ動作をするという意味を表しています。
しらを切るの使い方や例文は?
さて、このしらを切るという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
しらを切るという言葉の使い方は、
「~のしらを切る」「~しらを切っている」などの使い方がよくされます。
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
しらを切るを使った例文は
- 夜に食べようと思ったお菓子を弟が食べたのはわかっていたが、問い詰めてもしらを切り続けた。
- しらを切り続けていたが、決定的な証拠を突きつけると観念した。
- 一度しらを切ったのなら、ばれるまでは絶対に認めてはいけない。
このような感じでしょうか。
しらを切るの類義語は?
さて、この「しらを切る」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、意味の似ている言葉(類義語)もいくつかあります。
知らんぷりする
とぼける
知らぬ存ぜぬ
完全に同じ意味ではないですが、似たような場面で使われることがあると思います。
あとがき
しらを切るとはどんな意味があるのか。
その語源や使い方、例文や類義語などを見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとしてしらを切るを簡単にまとめますね。
意味知らないふりをする。
類義語や補足知らんぷりする
とぼける
知らぬ存ぜぬ
夜に食べようと思ったお菓子を弟が食べたのはわかっていたが、問い詰めてもしらを切り続けた。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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