私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
舌を巻く(したをまく)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
今日の試合は勝とうね
そうだね、でも今やってる相手の試合前の練習みてみなよ。
これは…、すごすぎる…。
舌を巻くような練習してるね。僕らじゃ敵わないかも…。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「舌を巻く」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文、読み方などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
舌を巻くの意味や語源とは?
舌を巻くの意味は、
- あまりにもすぐれていて、ひどく驚く。
- 言葉が出なくなるほど感心すること。
このような言葉です。
舌を巻いて縮めると声が出なくなることと、感心して声も出なくなる(言葉にならない)ことを掛け合わせ、舌を巻くという言葉が生まれました。
舌を巻くの使い方や例文は?
さて、この舌を巻くという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
舌を巻くという言葉の使い方は、
「~に舌を巻く」「舌を巻くような~」といった使い方がよくされます。
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
舌を巻くを使った例文は
- 小学生で礼儀正しい挨拶やふるまいに、全員舌を巻いた
- 会場全体が舌を巻くような演奏で、鳥肌が立った。
- 師匠が舌を巻くほどの上達ぶりで、見事昇段試験に合格した。
このような感じでしょうか。
声も出ないような感心するような出来事がおこると、舌を巻く事が多いですね。
舌を巻くの類義語は?
さて、この「舌を巻く」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、意味の似ている言葉(類義語)もいくつかあります。
目を見張る
脱帽
度肝を抜く
完全に同じ意味ではないですが、似たような場面で使われることがあると思います。
あとがき
舌を巻くとはどんな意味があるのか。
その語源や使い方、例文や類義語などを見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして舌を巻くを簡単にまとめますね。
意味あまりにもすぐれていて、ひどく驚く。
言葉が出なくなるほど感心すること。
目を見張る
脱帽
度肝を抜く
小学生で礼儀正しい挨拶やふるまいに、全員舌を巻いた
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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