慣用句

板につくの意味とは?その使い方や例文は?

2017年8月2日

板につく

私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な

「四字熟語」や「ことわざ」、「慣用句」

それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。

あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。

そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、

板につく

この言葉の意味をご存知でしょうか?

 

最初は嫌だったけど、やってみたら料理も面白いね。

 

なんか包丁さばきもうまくなったねえ。だいぶ板についてるよ。

 

そうでしょ。もうすぐ僕がつくるカレーが出来上がるよ。

 

楽しみだねえ、おお、これは美味しそうだね。どれどれ。

 

・・・、なんだいこれは?

 

どこからどう見てもカレーでしょ。

 

ジャガイモも人参も、これ洗ったり皮剥いたりしてないよね。

 

それでいいんじゃないの?

 

前言撤回、まだまだ板についてないようだね。

「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。

そこで今回は、この「板につく」という言葉の意味についてまとめました。

また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!

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板につくの漢字や意味とは?

板につくとは、

自分の仕事や役目に慣れ、仕事ぶりや振る舞い、見た目などがふさわしくなること。

このような意味があります。

 

板につくの語源

この板につくの「板」とは、舞台に張ってある床板(舞台)のことを言います

舞台で演じる役者が、年月とともにどんどんと慣れていき、しっくりとくるような演技になってにあっていく様子を表したのがこの語源と言われています。

逆に、あまり慣れていないような様子を、板についていないなどとも言われ、やじられるような対象にもなってしまいます。

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板につくの使い方や例文は?

さて、この板につくという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。

板につくという言葉の使い方は、

  • 仕事ぶりや手際、見た目など、いろいろ慣れた感じがうかがえる時
  • 年上に使うことは失礼な場合もあるので注意
  • ある程度の時間は必要

こういったシーンで使いたい言葉です。

では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。

 

板につくを使った例文は

  • 入社したばかりは危なっかしかったが、今ではすっかり板について安心して任せられる。
  • 息子は警察官になって3年経つが、顔が幼すぎて制服に違和感あっていまだに板についていない。
  • 生徒会長に選ばれていろんな仕事を任されるようになって、自信がつくとその姿がかなり板についてきた。

 

このような感じでしょうか。

すっかりと仕事に慣れたり、振る舞いに違和感のない様子がある時に使われます。

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板につくの類義語は?

さて、この「板につく」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。

  • 垢ぬける
  • 堂に入る

完全に意味が同じというわけではないと思いますが、同じような場面で使われることが多いと思います。

 

あとがき

板につくとはどんな意味があるのか。

その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。

さて、まとめとして板につくを簡単にまとめますね。

意味

自分の仕事や役目に慣れ、仕事ぶりや振る舞い、見た目などがふさわしくなること。

補足

板につくの「板」とは、舞台に張ってある床板(舞台)のこと

使い方・例文

入社したばかりは危なっかしかったが、今ではすっかり板について安心して任せられる。

 

今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。

 

こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。

普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。

そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。

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>>「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」まとめ

 

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