インフルエンザの予防接種後に注射した部分が腫れてる場合、
その腫れから伴うかゆみや痛み、発熱は冷やすといった対処で大丈夫なのか?
また、腫れが広範囲にわたった場合などの対処はどうすればいいのか?
そして、腫れる人と腫れない人など副作用の原因は何なのか?
インフルエンザの予防接種後の腫れについてまとめてみました。
インフルエンザ予防接種後に腫れてかゆみが出るの?
まず、インフルエンザの予防接種を受けた後には副作用(副反応)として
腫れや発熱、発赤などの症状が出る可能性があります。
今回はその副反応としてよくある、
「腫れについて」
触れていこうと思います。
予防接種後には、この腫れ以外にも副作用の症状が出る場合があります。
それらについては別のページで詳しくまとめているので、こちらもあわせてご覧になって下さい。
そして、この腫れが出ることによって
「かゆみ」
を、伴う場合があります。
腫れによってかゆみが出てきた場合には、当然その部分を掻くたくなりますが、接種した部分の腫れを掻くと、その刺激によって腫れの拡大へとつながってしまう恐れもあるので、自然と治まるまでは触らないようにしましょう。
インフルエンザ予防接種後に腫れて痛みは出ることはある?
インフルエンザの予防接種後に起こる副作用の腫れには、先ほどのかゆみ以外に
「痛み」
を伴う場合もあります。
このような腫れる人と腫れない人の違いには、体質やその時の体調なども関係してくるそうです。
そして、ワクチンは鳥の卵から生成されているので、卵アレルギーを持つ方の中が、このように腫れを起こすといった場合もあります。
そして、
皮下注射:注射器の針を浅く入れ皮膚の表面に薬を注入する方法。
筋肉注射:針の角度を立てて筋肉の中に薬を注入する方法。
筋肉注射のほうが腫れや痛み、かゆみが少ないとされています。
インフルエンザの予防接種では皮下注射のため、このような腫れやかゆみ、痛みを起こしやすくなるといった考えもあります。
また、このような腫れが出るのは、正常に身体が抗体を作っている証拠で、特に心配はいらないとされています。
しかし大人の場合はある程度我慢出来ても、小さい子供にはつらいものですよね。
このように副作用によって腫れが生じた場合に、かゆみや痛みを軽くするにはどうすればいいのか?
次にその対処法について見ていきましょう。
インフルエンザ予防接種後に腫れたら冷やす?その対処は。
一般的には、このような腫れは2~3日程度でおさまるとされています。
ただ、かゆみや痛みもある程度続くので、その対処方法としては
「冷やす」
といったことが有効だと考えられています。
この場合には湿布や濡らしたタオルなどを腫れの部分に当て、かゆや痛みを和らげる方法で大丈夫とされています。
また、もし心配であるなら入浴は避けることも考えておきましょう。
そして、飲酒や運動も控えて安静にして様子を見たほうがいいですね。
ただ、冷やす際には余計に揉んだりすることは控えたほうがいいでしょう。
あとがき
インフルエンザ予防接種の副作用として腫れを伴うことは多いですが、そこまで長引く症状でもないので特別心配する必要はないとされています。
しかし、いつまでも腫れが引かない場合や、腫れが肘や肩にまで及ぶくらい広範囲にわたっている場合は過剰な反応を起こしている可能性もあるので医師に診てもらうようにしましょう。
なにか不安に思うことがあれば診察を受けたほうが安心ですね。
このインフルエンザについて別の記事でもいろんな悩みについて触れています。
それらの記事をこちらのページに一つにまとめました!
インフルエンザの予防接種の時期や効果の期間はどのくらいなのか。そして予防接種をしたのにかかるケースや副作用について。
そしてインフルエンザの特徴や潜伏期間をはじめ、A型とB型の症状の違いなど、感染経路や感染期間などもまとめました。
他にも流行時期やピークとともに予防方法の食べ物や湿度管理、グッズなども見ていきます。学校や会社を休むときの対処法や知っておきたい出勤停止期間などもあるので、一緒にチェックしていきましょう!