私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
十八番(おはこ)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
今日のカラオケは最後に僕のとっておきの歌を歌おう。
次は僕の番だね。
あっ!それ僕の十八番なんだから先にうたわないでよ!
これは僕だって十八番の曲なんだ!早い者勝ちだよ。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「十八番(おはこ)」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
十八番(おはこ)の意味とは?
十八番(おはこ)とは
このような意味があります。
十八番(おはこ)の語源
十八番と書いて(おはこ)と読むこの語源は、保管されていた箱からきています。
その箱というのが江戸の歌舞伎に語源があります。
歌舞伎の市川家が代々得意とする芸を18種類えらんだのですが、それを
として発表していました。
そしてその台本は箱に入れられしっかりと保管されていたので、それを「おはこ」と呼ぶようになった説があります。
また、他には「箱書き(鑑定書)」がつくほど優れた芸ということで、「おはこ」といった説もあります。
十八番(おはこ)の使い方や例文は?
さて、この十八番(おはこ)という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
十八番(おはこ)という言葉の使い方は、
「~の十八番(おはこ)」「十八番(おはこ)の~」といった使い方がよくされます。
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
十八番(おはこ)を使った例文は
- 僕の十八番(おはこ)の曲を先に歌わないでよ!
- さすがに彼の十八番(おはこ)の計算は誰にも負けない速さだ。
- 私の十八番(おはこ)は最後に取っておきます。
このような感じでしょうか。
得意なこと、とっておきのことといった感じで使うとわかりやすいですね。
十八番(おはこ)の類義語は?
さて、この「十八番(おはこ)」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
お家芸
お手の物
お株
完全に同じ意味ではないですが、似たような場面で使われることがあると思います。
あとがき
十八番(おはこ)とはどんな意味があるのか。
その語源や使い方、例文や類義語などを見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして十八番(おはこ)を簡単にまとめますね。
意味最も得意な芸。または得意なこと
類義語や補足お家芸
お手の物
お株
僕の十八番(おはこ)の曲を先に歌わないでよ!
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
関連ページ