私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
毀誉褒貶(読み方:きよほうへん)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
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うちのクラスの今年の出し物は喫茶店にすべきだよ!絶対お客さんでいっぱいになるから。
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でもそれじゃ予算が足りなくなるよ。
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いくつか節約できるところもあるし、機材は家から持ってくればいいんじゃない?
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ただ、やるにしても誰が料理なんてできるんだよ?
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毀誉褒貶相半ばといった感じだねえ。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「毀誉褒貶」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
毀誉褒貶の意味や語源とは?
毀誉褒貶(きよほうへん)とは、
- よく言ったり、悪く言ったりする。
- 褒めたり、けなしたりする。
このような意味があります。
毀誉褒貶を分けてみてみると
毀誉:けなす、ほめる
褒貶:ほめる、けなす
毀と貶は「けなす」という意味の漢字です。
誉と褒は「ほめる」という意味の漢字です。
それぞれの意味の漢字を並べて四字熟語とすることで、その意味を強めています。
毀誉褒貶の使い方や例文は?
さて、この毀誉褒貶という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
毀誉褒貶という言葉の使い方は、
- 人や物事など、世間の評判や評価の良し悪しに対して使うことが多いです。
- 評判が良い・悪いというのが共に半分ずつくらいの場合は「毀誉褒貶相半ば」と言われます。
- 「毀誉褒貶が激しい」といった使い方もよく見ます
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
毀誉褒貶を使った例文は
- みんなの毀誉褒貶を気にしすぎて自分の個性が出せない。
- あの商品のレビューは毀誉褒貶相半ばで、なんとも言えない。
- 彼は天才的なプレーをするが、雑なプレーも目立つので毀誉褒貶が激しい。
このような感じでしょうか。
毀誉褒貶の類義語は?
さて、この「毀誉褒貶」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
賛否両論(さんぴりょうろん)
こちらの方がよく使われる言葉でわかりやすいですね。
先ほどの例文も「賛否両論」と置き換えた方がわかりやすいかもしれませんね。
あとがき
毀誉褒貶とはどんな意味があるのか。
その語源や使い方、例文や類義語などを見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして毀誉褒貶を簡単にまとめますね。
意味よく言ったり、悪く言ったりする。
褒めたり、けなしたりする。
賛否両論(さんぴりょうろん)
使い方・例文みんなの毀誉褒貶を気にしすぎて自分の個性が出せない。
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今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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