私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
けりがつく
この言葉の意味をご存知でしょうか?
この試合、いったいいつまで続くんだ?
甲子園で延長12回で引き分け再試合になって、まだここまで同点だよ、すごいね。
あ、でも点が入ったね。そろそろけりがつきそうだよ。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「けりがつく」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
けりがつくの意味とは?
けりがつくとは
このような意味があります。
けりがつくの語源
もともとは
という形で終わることが多い和歌や俳句の言葉からきています。
「~けり」で終わる形が多いので、そこで「けり」というのがおしまいの意味を持つようになったので、
けりがつく⇒おしまい、決着がつくというような意味に捉えられるようになりました。
「蹴り」ではないので間違わないようにしましょう。
けりがつくの使い方や例文は?
さて、このけりがつくという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
けりがつくという言葉の使い方は、
- 「~にけりがついた」「なかなかけりがつかない」といったような使い方がされます。
- 勝負事の終了の時に使われることが多い
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
けりがつくを使った例文は
- 延長戦になっても、なかなかけりがつかない。
- そろそろ長くに渡った対決にもけりをつけてやろう。
- こんな形でけりがつくとはだれも想像しなかった。
このような感じでしょうか。
物事が終わること、終了するといったことが文章からも感じられると思います。
けりがつくの類義語は?
さて、この「けりがつく」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
片がつく
白黒つける
完全に同じ意味ではないですが、似たような場面で使われることもあると思います。
あとがき
けりがつくとはどんな意味があるのか。
その語源や使い方、例文や類義語などを見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとしてけりがつくを簡単にまとめますね。
意味物事が終わる。決着がつく。
類義語や補足片がつく
白黒つける
延長戦になっても、なかなかけりがつかない。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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