私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
真面目(まじめ)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
君がこれから心を入れ替えて勉強するから教えてって?今まで遊びまくっていて、そんな馬鹿な話はないよ。
いや、真面目な話。さすがにヤバいかなって。
いまさら君が真面目に勉強しても…、明日テストだよ?
だからこうして真面目にお願いしてるんじゃないか…。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「真面目」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
真面目の意味とは?
真面目とは、
- 本気で真剣であること。
- 真心がある、誠実であること
このような意味があります。
真面目の語源
真面目の「まじ」は、
といった、目のまばたきからきた言葉を意味しています。
そして緊張した時などは目をパチパチして真剣な顔つきになります。
つまり、
ということで「真面目」
そんな様子を捉えてこの漢字が当てられたようです。
また、柳緑花紅(やなぎはみどり はなはくれない)の句で
北宋の詩人、蘇東坡が「柳は緑、花は紅、真面目(しんめんもく)」と詠じたことが語源とも言われています。
「柳は緑で花は紅という当たり前のことが真理の実相だ」
というように、季節が来れば柳は緑になるし、花も赤く咲かせるし、それぞれがしっかりと当たり前に生きてる。
こういった本質的な部分を捉えていますね。
真面目の使い方や例文は?
さて、この真面目という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
真面目という言葉の使い方は、
- 「真面目に生きる」;この場合は誠実に生きるといったような意味合いで使われます。
- 「真面目に勉強する」;この場合は真剣に勉強するといったような意味合いで使われます。
- 「くそ真面目」;融通が利かないときなど批判的な意味で使われたり、真剣や誠実といった意味を強調したりするときに使われます。
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
真面目を使った例文は
- 彼はこれまで真面目に生きてきたのに、まったくいいことがなかった。
- そろそろ真面目に勉強しないとヤバい。
- 旦那が糞真面目過ぎて、家の中に一切笑いがない。
このような感じでしょうか。
普段から使う真面目という言葉にも、いくつか意味の違う時に使われたりしますね。
真面目の類義語は?
さて、この「真面目」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
一生懸命
まっとうな
本気で
完全に同じ意味ではないですが、似たような場面で使われることがあると思います。
あとがき
真面目とはどんな意味があるのか。
その語源や使い方、例文や類義語などを見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして真面目を簡単にまとめますね。
意味本気で真剣であること。
真心がある、誠実であること
一生懸命
まっとうな
本気で
彼はこれまで真面目に生きてきたのに、まったくいいことがなかった。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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