私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
山椒は小粒でもぴりりと辛い(さんしょうはこつぶでもぴりりとからい)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
今度の運動会のリレーのアンカーは僕になったよ。
ほう、すごいね。君は体が小さいけど足が速いから、まさに山椒は小粒でもぴりりと辛いだね。
ひよこさんは僕よりさらに小さいけど足は遅いからねぇ。
ビキッ!?
ひぃ…!
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「山椒は小粒でもぴりりと辛い」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
山椒は小粒でもぴりりと辛いの意味とは?
山椒は小粒でもぴりりと辛いとは、
このような意味があります。
「山椒」は「さんしょ」と読むこともあります。
山椒は小粒でもぴりりと辛いの語源
山椒というのは見はとても小さいのですが、香辛料に使うとピリッと辛く、漢方などの薬にも使われるなど重宝されます。
つまり見た目は小さくても、使い道も多いし効能もしっかりしているのでバカにできないものなんですね。
山椒は小粒でもぴりりと辛いの使い方や例文は?
さて、この山椒は小粒でもぴりりと辛いという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
山椒は小粒でもぴりりと辛いという言葉の使い方は、
- 「まさに山椒は小粒でもぴりりと辛いだね。」といったような使い方が多い。
- 体は小さいが周りに害を及ぼすといった意味ではない。
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
山椒は小粒でもぴりりと辛いを使った例文は
- 彼はプロ野球界でもかなり小柄だが、走塁は日本一だし守備もうまく、まさに山椒は小粒でもぴりりと辛いだ。
- 山田君は小柄で控えめだがしっかりと自分の意見を言うので会議が締まる。山椒は小粒でもぴりりと辛いとは、まさに彼の事だ。
このような感じでしょうか。
体が小さくても、見た目では判断できないような才能のある人といった感じが見えてきますね。
山椒は小粒でもぴりりと辛いの類義語は?
さて、この「山椒は小粒でもぴりりと辛い」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
小人に鈍なし
小敵と見て侮る勿れ
小さくとも針は呑まれぬ
【対義語】
独活(うど)の大木
大男の見掛け倒し
大きな大根辛くなし
類義語や対義語にはこのような言葉がピックアップされます。
あとがき
山椒は小粒でもぴりりと辛いとはどんな意味があるのか。
その語源や使い方、例文や類義語などを見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして山椒は小粒でもぴりりと辛いを簡単にまとめますね。
意味体は小さくても才能や力量、勇気があるので侮れない。
類義語や補足小人に鈍なし
小敵と見て侮る勿れ
小さくとも針は呑まれぬ
【対義語】
独活(うど)の大木
大男の見掛け倒し
大きな大根辛くなし
彼はプロ野球界でもかなり小柄だが、走塁は日本一だし守備もうまく、まさに山椒は小粒でもぴりりと辛いだ。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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