私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
共存共栄(きょうぞんきょうえい)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
僕はここで店を出すからひよこさんは向こうね。
勝手に決めないでよ!僕だってここがいいよ。
二人ともケンカしないで、ここは共存共栄で仲良くしようよ。二人には良い場所も用意したから。
まあネコさんがそういうなら。
じゃあこの場所は私たちが使うね。
えっ!?
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「共存共栄」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
共存共栄の意味や語源とは?
共存共栄とは
このような意味があります。
それぞれの漢字に分けて考えると、
共存:ともに存在する
共栄:ともに栄える
という意味が合わさってこの言葉が生まれました。
共存共栄の使い方や例文は?
さて、この共存共栄という言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
共存共栄という言葉の使い方は、
- 「~と共存共栄する」「共存共栄して~」といった使い方がされます。
- 一緒に生存、暮らしていくことに加えて、ともに栄えていくことも含まれてます。
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
共存共栄を使った例文は
- 同じ業種のお店が隣りどおしでは共存共栄するのは難しい。
- どの国も共存共栄して平和な世界を作っていきたい。
- 人間も動物も共存共栄して、どちらにも住みよい世界を作っていきたいものだ。
このような感じでしょうか。
お互いが暮らしやすく、共に豊かになっていくような意味が伝わってくると思います。
共存共栄の類義語は?
さて、この「共存共栄」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
共存同栄(きょうぞんどうえい)
【対義語】弱肉強食(じゃくにくきょうしょく)
不倶戴天(ふぐたいてん)
あとがき
共存共栄とはどんな意味があるのか。
その語源や使い方、例文や類義語などを見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして共存共栄を簡単にまとめますね。
意味みんなが互いに支えあって助け合いながら、ともに栄えていくこと。
類義語や補足共存同栄(きょうぞんどうえい)
【対義語】弱肉強食(じゃくにくきょうしょく)
不倶戴天(ふぐたいてん)
同じ業種のお店が隣りどおしでは共存共栄するのは難しい。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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