私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
口火を切る
この言葉の意味をご存知でしょうか?
もうだめだ、追い詰められたよ。
いや、ねこさんがきっと反撃の口火を切ってくれるよ!
ふにゃあ~~。
・・・!
あっけなく終わったね…。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「口火を切る」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
口火を切るの意味とは?
口火を切るとは
- みんなの先頭に立って真っ先に始めること
- 話を始める
といった意味で使われます。
口火というのは物事が起こるきっかけや原因のことを言います
口火を切るの使い方や例文は?
さて、この口火を切るという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
口火を切るという言葉の使い方は、
- 何かが始まるキッカケとなり、そこから続けざまに物事がつながる時によく使われる。
- スポーツなどで反撃が始まるときによく使われますが、「反撃の狼煙があがる」などと同じような意味になりますね。
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
口火を切るを使った例文は
- 9回裏まで追い詰められていたが、反撃の口火を切ったのは代打の一打からだった。
- みんな会議で押し黙っていたが、そんな中、議長が口火を切ったのをかわきりに次々と意見が飛び出した。
- この勝利は彼の粘りが口火を切ったと言っても過言ではない。
このような感じでしょうか。
きっかけとなる出来事が起こった様子が分かる慣用句ですね。
口火を切るの類義語は?
さて、この「口火を切る」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
火蓋を切る
先陣を切る
完全に同じ意味ではないですが、似たような場面で使われることがあると思います。
あとがき
口火を切るとはどんな意味があるのか。
その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして口火を切るを簡単にまとめますね。
意味みんなの先頭に立って真っ先に始めること
話を始める
火蓋を切る
先陣を切る
9回裏まで追い詰められていたが、反撃の口火を切ったのは代打の一打からだった。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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