私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
心をくだく
この言葉の意味をご存知でしょうか?
また、逆上がり失敗したよ。
大丈夫だよ、もう一回やってみよう。
君はいつも僕に心をくだいてくれるけど、本当にいい友達だな。
やめてよ、恥ずかしい。(本当は君ができないと帰れないんだ…。)
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「心をくだく」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
心をくだくの意味とは?
心をくだくとは
このような意味があります。
「くだく」というのはバラバラにしたりする意味を持っているので、
細かく気を配る
あれこれ心配する
という意味になります。
今では「心をくだく」というのは、「相手の心を壊す」といった意味が先行して、
相手を意気消沈させる。
といったような意味で使うのは間違いです。
心をくだくの使い方や例文は?
さて、この心をくだくという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
心をくだくという言葉の使い方は、
「~に心をくだいていた」「~に心をくだいた」といった使い方がされます。
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
心をくだくを使った例文は
- 先輩として良い後輩が育ってくれるよう、日々心をくだいている。
- 彼の世話に心をくだいているが相手には届いていない。
- 今回で最後のイベントとなるため、いつも以上に心をくだいた。
このような感じでしょうか。
いろいろと気を配り心配する様子がうかがえると思います。
心をくだくの類義語は?
さて、この「心をくだく」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。
配慮する
気にかける
完全に同じ意味ではないですが、似たような場面で使われることがあると思います。
あとがき
心をくだくとはどんな意味があるのか。
その語源や使い方、例文や類義語などを見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして心をくだくを簡単にまとめますね。
意味いろいろと気を配ったり、心配したりすること。
類義語や補足配慮する
気にかける
先輩として良い後輩が育ってくれるよう、日々心をくだいている。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
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