ことわざ

木を見て森を見ずの意味とは?その使い方や例文、類義語は?

2018年5月2日

木を見て森を見ず

私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な

「四字熟語」や「ことわざ」、「慣用句」

それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。

あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。

そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、

木を見て森を見ず

この言葉の意味をご存知でしょうか?

 

何やってんの!そんな球も打てないの!

 

あ~だめだ!もう選手交代!

 

ちょっとダメだったからってすぐに代えすぎだよ、ちょっとは落ち着かないと。

 

あー、まただ!選手交代だ!

 

もう誰も残ってないよ、代えすぎだよ。

 

あっ・・・。

 

結果ばかり見すぎだよ、木を見て森を見ずだな。

「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。

そこで今回は、この「木を見て森を見ず」という言葉の意味についてまとめました。

また使い方や例文などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!

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木を見て森を見ずの意味とは?

木を見て森を見ずとは、

狭い範囲や小さいことにとらわれて、全体を見渡せないこと。また、全体を見失ってしまうこと

このような意味があります。

森の中にある一本の木だけに注目して、それ以外の多くの木には目がいかず、森全体を見ていないことを言っています。

目に映るものだけしか見えていない。
周りが見えていない

こういう時に使われることが多いですね。

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木を見て森を見ずの使い方や例文は?

さて、この木を見て森を見ずという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。

木を見て森を見ずという言葉の使い方は、

  • 目の前に集中しすぎて全体が見えていないとき
  • 「木を見て森を見ずになった」「まるで木を見て森を見ずだ。」といった使い方がされます。

こういったシーンで使いたい言葉です。

では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。

 

木を見て森を見ずを使った例文は

  • 結果だけしか目が行っていないなんて、木を見て森を見ずだな。
  • 目先の利益しか見えていないような、木を見て森を見ずではいけない。
  • 彼の働きがあってこその成功なのに、裏方に目を向けないような木を見て森を見ずでは信頼を失う。

このような感じでしょうか。

今自分の目に映っていることでしか判断できなかったり、それしか見えず全体がよく見通せていないときに使われますね。

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木を見て森を見ずの類義語は?

さて、この「木を見て森を見ず」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、この言葉と似ている類義語もいくつかあります。

木を数えて林を忘れる
鹿を追う者は山を見ず
金を攫むものは人を見ず

このあたりに類義語が挙げられますね。

 

あとがき

木を見て森を見ずとはどんな意味があるのか。

その語源や漢字、その使い方と例文を見てきましたがいかがでしたか。

さて、まとめとして木を見て森を見ずを簡単にまとめますね。

意味

狭い範囲や小さいことにとらわれて、全体を見渡せないこと。
また、全体を見失ってしまうこと

類義語

木を数えて林を忘れる
鹿を追う者は山を見ず
金を攫むものは人を見ず

使い方・例文

結果だけしか目が行っていないなんて、木を見て森を見ずだな。

 

今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。

 

こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。

普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。

そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。

関連ページ

>>「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」まとめ

 

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