私たちの普段の生活の中で、文を書く時や話をするときに便利な
それぞれの言葉には、様々な意味が込められています。
あなたも思い浮かぶだけでいくつか出てきませんか。
そんな、四字熟語やことわざ、慣用句の中で今回見ていきたい言葉が、
雀百まで踊り忘れず(すずめひゃくまでおどりわすれず)
この言葉の意味をご存知でしょうか?
キミのお父さんは将棋が強いよねえ。
そうだね、子供の頃からすごい強かったらしいよ。
雀百まで踊り忘れずだねえ。今はやっていなくても強いもんね。
どうやら今は将棋よりもカードゲームのほうが面白いらしいよ。
「知っていて当たり前だ!」と、思われる人もいれば、「意外と知らなかった・・・。」と、感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、この「雀百まで踊り忘れず」という言葉の意味についてまとめました。
また使い方や例文、読み方などと一緒に見ていきますので、一つここで賢くなっていきましょう!
雀百まで踊り忘れずの意味とは?
雀百まで踊り忘れずの意味とは、
このようなことわざです。
雀百まで踊り忘れずの語源
雀百まで踊り忘れずの語源は、雀は両足で飛び跳ねるように歩きますが、その様子は踊るように見えます。
そんな雀の歩き方は一生変わらないことに由来しています。
雀百まで踊り忘れずの使い方や例文は?
さて、この雀百まで踊り忘れずという言葉の使い方と、その例文についてみていきたいと思います。
雀百まで踊り忘れずという言葉の使い方は、
「雀百まで踊り忘れずというし~」「~は雀百まで踊り忘れずだ」といった使い方がよくされます。
こういったシーンで使いたい言葉です。
では、こんな場面を思い浮かべてみて、例文をいくつか作ってみました。
雀百まで踊り忘れずを使った例文は
- 雀百まで踊り忘れずというし、子供の頃の癖が今も直らない。
- 年をとっても女好きは直らない。雀百まで踊り忘れずだ。
- 雀百まで踊り忘れずで、80歳になっても将棋が強い。
このような感じでしょうか。
大人になっても失われない技術とかもありますよね。
雀百まで踊り忘れずの類義語は?
さて、この「雀百まで踊り忘れず」という言葉の意味とその例文について見てきましたが、意味の似ている言葉(類義語)もいくつかあります。
三つ子の魂、百までも
頭禿げても浮気はやまぬ
噛む馬はしまいまで噛む
あとがき
雀百まで踊り忘れずとはどんな意味があるのか。
その語源や使い方、例文や類義語などを見てきましたがいかがでしたか。
さて、まとめとして雀百まで踊り忘れずを簡単にまとめますね。
意味小さい時に身に着けたことは、大きくなっても忘れないものだというたとえ
類義語や補足三つ子の魂、百までも
頭禿げても浮気はやまぬ
噛む馬はしまいまで噛む
雀百まで踊り忘れずというし、子供の頃の癖が今も直らない。
今回紹介した以外にも、本当にたくさんの「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」があります。
こういった言葉を使うことで、表現がしやすくなりますよね。
普段よく聞く言葉や初めて聞いた言葉も、改めてその意味や使い方を確認すると面白い発見があるものです。
そんな「四字熟語」「ことわざ」「慣用句」を、こちらでまとめて一つにしていますので、またよかったらのぞいて見て下さいね。
関連ページ