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トイレ詰まりのラバーカップの使い方と直らない時の対処方法は?

2018年4月20日

トイレ 詰まり ラバーカップ 使い方

トイレのつまりを直すにはラバーカップがあれば安心ですよね。

でも、念のため買っていたのはいいけれど、イマイチ使い方がわからない人もいるのではないでしょうか。

適当にトイレの排水口に突っ込んで、バコバコとやっていれば直るイメージがありますが、実はそれではうまく使えていないことが多いんです。

そのラバーカップの使い方には3つのポイントというのがあります。

このポイントを抑えることで、初めて効果的に使うことができるんですね。

 

そこで今回は、

トイレつまりのラバーカップの使い方はどうすればいいのか。

また、ラバーカップがない時の対処法や、使っても直らないときの選択肢など困ったトイレつまりについてまとめました

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トイレ詰まりのラバーカップの使い方は?

トイレが詰まった時にはラバーカップ(スッポン)が役に立ちます。

そこまで出番はないかもしれませんが、本当に困った時には必要で家に一つ置いておいても損はありません。

そんなラバーカップの使い方ですが、使ったことがない人は、

 

普通にバコバコと押していたら自然とトイレのつまりが取れるんじゃないの?

そんなふうに思う人も多いと思います。

でも実は、ラバーカップも正しい使い方があります。

ではその使い方についての動画があるので、それを見ながら説明していきましょう。

 

ラバーカップの使い方動画

トイレつまりを解消させるためのラバーカップの使い方のポイントは

  1. ラバーカップが埋まるように水を張って真空状態を作る
  2. トイレの排水口にしっかりと押し込む。
  3. 引っ張るときに力を入れる。

主にこの3つのポイントになります。

まずはラバーカップを使う前に少し水を張っておく必要があります。

というのも、ラバーカップを排水口に押し込んで真空状態を作るためです。

 

その状態で排水口にしっかりと押し込み、空気の逃げ道を無くしてから作業をするんですね。

そしてラバーカップを使う時の一番のポイントが、

引っ張るときに力を入れて作業する

ということです。

つまりを押し出すのではなくて引っ張り上げるのですね。

その時に汚水が飛び散って周りが汚れやすいのですが、そこで大きめのゴミ袋を用意しましょう。

ゴミ袋の真ん中に穴をあけて、ラバーカップを通してから便器にかぶせるようにして作業すると飛び散りにくいです。

ラバーカップを使う時は、真空状態を作り出して引っ張り出す際に異物を取り除いていく感覚です。

だから動画の最初には水を入れていますが、ラバーカップが埋まるくらいに水を張っていないと真空状態にならないからです。

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ラバーカップの種類

ラバーカップにも種類があって、洋式トイレ用のものは先っぽが出っ張ったような形になっています。

こういうラバーカップですね。

そしてもう一つ私たちがよくイメージするラバーカップは先が出っ張っていないお椀状になったものです。

これはお風呂とか洗面の排水溝のつまりをとるのにつかわれるタイプなので、洋式トイレには上のようなタイプのものを使いましょう。

 

ラバーカップ以外のトイレつまり道具

トイレつまりといえばラバーカップですよね。

でも、このトイレつまりの道具にも少しバリエーションが出てきました。

例えばこちらの「真空パイプクリーナー」

トイレのつまりはもちろんの事、台所(シンク)・洗面台・お風呂などのつまりにも使えます。

吸盤部分が大小のセットになっているので、いろんなシーンで使い分けができるのですね。

一度トイレの排水溝に固定すれば、タイヤの空気入れの要領で上下させる感じなので真空状態を保ちやすくなります。

また、通常のラバーカップは引く際に力を入れますが、その時に汚水が飛び散りやすいんですよね。

でも、このドレインバスターだとその心配がかなり減ります。

ラバーカップよりもコンパクトだし使いやすいので、こちらもオススメです。

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トイレ詰まりのラバーカップがない時は?

トイレ つまり 道具 名前

もしトイレのつまりが起こって、ラバーカップが用意できないときはどうしたらいいのか困りますよね。

もし、トイレに流したのがトイレットペーパーやティッシュなどではなく、固形のものだったら無理せず業者を呼びましょう。

おもちゃとかがしっかりと引っかかっていたら、いくらラバーカップで頑張っても取れないことがあります。

また、放っておいても悪化する可能性もあるので、早めに頼んだ方がいいかもしれません。

 

ただ例えば、普通にトイレットペーパーやちょっと溶けにくいところでティッシュや流せるシートのような紙類だと、時間を置けば紙が崩れてつまりが解消されることもあります。

この場合は「お湯や重曹、クエン酸」を使った対処法である程度解決できることがあります。

 

ラバーカップを使わないお湯を使った対処法

ラバーカップがない時でも対処できるトイレつまりの対処法には、

  • お湯を使う
  • お湯・重曹・お酢(クエン酸)を使う。
  • ラバーカップの代用を使う

この3つのトイレの直し方があります。

*これらはトイレットペーパーやティッシュなどが詰まった時の対処法です。
異物が詰まった時は余計に悪化させる可能性もあるので、わからないときは業者に連絡しましょう。

では、順番にどういう方法なのか見ていきましょう。

 

お湯を使った対処法

まずはお湯を用意しましょう。

この時は熱湯だと便器が割れてしまうこともあるようなので、40~50℃くらいの温度のお湯を用意します。

この時トイレの中の水は少ない方が水圧をかけやすいので、たまっている水は切ったペットボトルなどをバケツ代わりにして取り除いておきたいところです。

トイレの水がほとんどなくなったら、お湯を高いところから流して水圧をかけて水の流れを作るという事ですね。

水が勢いよく流れるように、できればヤカンなどを使って排水口めがけて流していくといいでしょう。

 

そしてこれを2~3回繰り返して、その後30分~1時間ほど放置しておきましょう。

その後水位が下がっていたら、トイレットペーパーをちょっとだけ入れて流してみてください。

これで流れていけば大丈夫だと思います。

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お湯や重曹で溶かす対処法

トイレのつまりを重曹とお酢(クエン酸)を使った対処法です。

まずはこちらもできるだけ中の水をとっておいてください。

そして用意してほしいのが、

  • 重曹50ml(計量カップ1/4)
  • お酢(クエン酸)100ml(計量カップ1/2)
  • お湯200ml(1カップで40~50℃)

この順番で便器に入れていきましょう。

そして30分~1時間くらい放置してください。

重曹とお酢(クエン酸)を混ぜることで二酸化炭素の泡(炭酸)が発生し、これでトイレットペーパーや便などをバラけさせていくという対処法です。

出来れば先ほどのお湯を流す方法も、この重曹とお酢を入れた後でヤカンでお湯を流すことをおススメします。

その後水位が下がっていたら、少しずつお湯を流して流れるか確認してみましょう。

しっかり流れることが確認できたら、トイレットペーパーをちょっとだけ入れて流してみてください。

これで流れていけば大丈夫だと思います。

 

ラバーカップの代用を使う対処法

ラバーカップがない時にお湯や重曹、クエン酸を使って水圧をかけたり、詰まった紙を溶かしたりする方法を見てもらいました。

ただ、ラバーカップがないときに

 

代わりになるようなものをすぐに用意できないのか?

というところで一つの提案として、

ラバーカップの代用を使う

という方法があります。

最初に言っておきますが、かなり不確実で効果が見られないこともあります。

ですので、あまり過剰な期待はせずに見てもらいたいのですが、まずはこちらの動画をご覧ください。

 

パイプなどを使ったトイレのつまりの直し方

用意するもの

掃除機のパイプ
カーテンのポール
靴下
ガムテープ

 

これらを使ってトイレのつまりを解消させている動画です。

理論的にはできますし、本当に軽いトイレのつまりの解消には使えると思います。

ただ、この方法では通常のラバーカップとは大きく違います。

こちらは「詰まりの原因を押し込んでいる」方法なので、異物を流してしまった場合は止めておきましょう。

こちらはあくまで参考程度で、

  • 夜中にラバーカップを売ってる店も開いていない。
  • それまで普通にトイレは使えてたけど、たまたまトイレットペーパーをたくさん流してしまった。
  • とにかく今夜中にトイレを直しておかないといけない。

本当にこういう時の緊急的な対処法だと考えて、参考にしてください。

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トイレ詰まりがラバーカップで直らない時の対処は?

さて、このトイレのつまりがラバーカップを使っても直らないときは、どうやって対処すればいいのか。

いくつか選択肢がありますが、まずトイレのつまりの原因が何なのかでも変わってきます。

上で見てもらったように、トイレの詰まった原因が紙系ならお湯や重曹でふやかしていれば、時間とともに変わる可能性もあります。

そのうえでラバーカップをもう一度使っていけば、直る可能性もあります。

 

ただ、詰まらせたのがオモチャや雑貨系、オムツなどの場合は業者に頼んだ方が無難です。

特にオムツを流していたら最悪配管をどうにかしないといけないレベルになるので、すぐに業者を呼んだ方がいいです。

ラバーカップで何とかできる範囲は、特にトイレットペーパーなどの紙類がメインだと考えておいた方が安全だと思います。

 

トイレのつまりを業者に頼むといくらかかる?

業者に頼むのが一番安心で早いのですが、業者に頼むことを一番ためらってしまうのは、やっぱり料金の問題ではないでしょうか?

  • ラバーカップで直る程度のつまりなのに業者を呼んだらもったいない。
  • すごく高額なお金を取られるんじゃないか?
  • やらなくていい作業とか入れて、高くお金を見積もられるんじゃないか?

こういったところが本当に心配だと思います。

だいたいですが、業者に頼むと本当に簡単な作業で

8,000~15,000円ほど

このくらいはかかると思います。

トイレの取り外しなどが入るともっと値段も高くなります。

地域などでも変わるし深夜などの時間でも変わる場合があるので、必ずこの値段というのは無いですね。

そんなトイレ業者の修理値段については別のページでまとめてみました。

関連ページ

>>トイレのつまり修理の業者の値段はいくら?便器の取り外し料金は?

 

実際に業者にトイレつまりの修理を頼んだ人の口コミなどを総合しまとめたので、こちらもぜひ参考にしてください!

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あとがき

トイレつまりのラバーカップの使い方はどうすればいいのか。

また、ラバーカップがない時の対処法や、使っても直らないときの選択肢など困ったトイレつまりについてまとめましたがいかがでしたか。

簡単なつまりだとラバーカップでも直りますが、本当に素人ではどうしようもないトイレのつまりもあります。

そういう時にラバーカップを強引に使ってしまうと、逆につまりが悪化する場合もあるので、異物を流してしまった時は無理せず業者に頼むのも一つの方法だと思います。

確かに値段の面で心配なところはありますが、放っておいてもよくならないこともあるのでどうせ頼むなら早めに連絡してください。

ただ、

トイレを普通に使っていたのにトイレが詰まってしまった!

なんてことが起こるのはいったいどうしてなんでしょうか?

でもその詰まりの原因は起こるべくして起こったのかもしれないんですね。

そんなトイレのつまりの原因は何なのかをこちらのページでまとめています。

関連ページ

>>トイレつまりの原因はトイレットペーパー?一晩放置で症状が直る?

 

状況を落ち着いて確かめるためにも、こちらも一度読んでみてください。

 

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