蚊がいなくなるスプレーという蚊対策グッズが、ドラッグストアなどでもたくさん見かけるようになりました。
このスプレーは薬剤を噴射し、壁に付着した薬剤に蚊が触れると退治できるといったグッズで今までになかったものですよね。
アマゾンや楽天などの口コミを見ても、その効果はとても高そうに思える評価が多くずっと気になっていたので購入してみました。
ただそこで気になるのは
蚊がいなくなるスプレーの人体への影響です。
ここまで評価が高いとなると、私たちの体に害があるんじゃないかと心配になってしまいますよね。
良さそうなグッズでも、人体に害があるとなるとちょっと心配です。
そこで今回は、
蚊がいなくなるスプレーは人体に害はないのか。
また赤ちゃんや子供、ペットへの影響についてまとめました。
蚊がいなくなるスプレーは人体に害はないの?
私も蚊対策のために液体タイプのグッズや、電池のいらないマットタイプの蚊取り器とかいろいろ試しました。
こういった蚊の退治をするためのグッズは本当にたくさんの種類が販売されていて、どれも一定の効果が期待できるので夏には欠かせないですよね。
そんな蚊対策グッズの中で、今回は
蚊がいなくなるスプレーというのを試してみようと購入してみました。
蚊がいなくなるスプレー
ただ、こういった殺虫剤を使う時に必ず気になるのが、
- 人体への害はないのか。
- 特に赤ちゃんや子供への害はないのか。
- また、ペットなど動物への影響はないのか
というところです。
やっぱり蚊に対して撃退する成分が含まれているので、私たちの体にどんな影響があるのか気になりますよね。
その蚊がいなくなるスプレーの殺虫成分には、いったい何が使われているのでしょうか?
蚊がいなくなるスプレーの殺虫成分と人体への影響
この蚊がいなくなるスプレーの有効成分は
この成分を使っています。
メーカー(キンチョウ)のホームページでは、この成分は
トランスフルトリン:揮散性が比較的高く、殺虫効果もすぐれている。
という「ピレスロイド系」の殺虫成分という事が書かれていますね。
このピレスロイド系は蚊取り線香などにも幅広く使われていて、かなり私たちの生活の中に溶け込んでいます。
たぶん気付かないところでお世話になっていた人も多いんじゃないでしょうか。
そんなピレスロイド系の人体への影響ですが、結論からいうと
という事がわかっています。
というのも、ピレスロイドは人体に入っても成分を分解できる酵素を持っているので、無毒化されて体外に排出されるというわけなんです。
蚊がいなくなるスプレーは赤ちゃんや子供に害はない?
そんな蚊がいなくなるスプレーの赤ちゃんや子供への影響はどうなのか?
ここも気になりますよね。
これについてもメーカーなどの回答では、
ということが言われています。
たとえ赤ちゃんであってもピレスロイドを分解する酵素を持っているので、体内に入ってもすぐに分解し体外に排出することができるようです。
なので、赤ちゃんがいても蚊がいなくなるスプレーの使用は問題ないと言われています。
ただし妊婦さんは日によってつわりがあったりなど、気分がすぐれないときがあると思います。
そういう時に蚊がいなくなるスプレーの薬剤が濃かったりすると、つわりが悪化したり気分が悪くなる可能性もあるようです。
なので、あまり体調がすぐれない妊婦さんの場合は、蚊がいなくなるスプレーを1日の中で何度も使うのは控えた方がいいのかもしれません。
もし、蚊がいなくなるスプレーや蚊取り線香なども含めて、殺虫剤自体が気になる人は蚊帳(かや)を使ってみてはどうでしょう?
いろんな種類があるので、ぜひ一度ご覧になってください。
蚊がいなくなるスプレーはペットに害はない?
さて、この蚊がいなくなるスプレーでは子供などにも安心して使えるという事なんですが、
猫や犬などのペットに対しては害がないのか?
ちょっと気になりますよね。
こちらに関しても、犬や猫のような恒温動物には蚊取り線香の殺虫成分を分解できる酵素を持っているため、こちらも害はないとのことです。
ただし、蚊取り線香ではハムスターなどの小さなペットや小鳥などの場合には影響が現れる可能性もあると言われています。
この蚊がいなくなるスプレーの説明書きにも、そういった文言が注意書きとして書かれています。
他にも変温動物の蛇やイグアナなどのペットやカブトムシやクワガタ、金魚や熱帯魚など、そういったペットの場合は使用を避けた方がいいですね。
蚊がいなくなるスプレーの害のない使い方
やはりどんなグッズでも使い方をしっかり守らないと、私たちにとって害になることがあります。
蚊がいなくなるスプレーもいくつか使い方に注意点があるので、そのポイントをまとめますね。
- 4.5~8畳くらいの部屋は1プッシュ
- 部屋が広いときは調整して2~3プッシュ
- 部屋の中央に向かって1プッシュ
- 窓を閉めて使う
- 連続で噴射するときは5秒ほど間隔を置く
- 観賞魚などが部屋にいる場合は使わない
- 閉め切った部屋、狭い部屋では時々換気が必要
この商品特有の使い方の注意点では、こういったポイントを押さえて使っていくといいと思います。
特に「窓を閉めて使う」というのは、薬剤が風に流されてバラツキが出ないようにという事のようです。
ただ、ずっと閉め切っている必要はないので、時々換気が必要なんですね。
参考部分も多いと思うので、使い方で気になる人は一度読んでみてください。
あとがき
蚊がいなくなるスプレーは人体に害はないのか。
また赤ちゃんや子供、ペットへの影響についてまとめましたがいかがでしたか。
殺虫剤はやっぱり人への影響が気になりますし、飼っているペットによっては使えないこともあるので十分注意してください。
ただ、一般的な使用では基本的には害はないとのことで、ひとまず安心できたのではないでしょうか。
じゃあ、この蚊がいなくなるスプレーの効果って、蚊以外の虫にも効果があるのか気になりますよね。
興味のある方はこちらもぜひ読んでみてください。